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ヤマダ電機の無料長期保証でテレビを修理!出張修理の料金・出張費は?

ヤマダ電機の無料長期保証で修理ヤマダ電機

ヤマダ電機には、商品によっては無料長期保証が付いています。実際にこの無料長期保証を使って液晶テレビの修理を依頼したことがあります。

保証内容は十分なのでしょうか?似たようなものとして「NewThe安心 (家電製品総合保守契約)」という有料の保証制度もあります。これには加入すべきでしょうか?

以下に紹介します!

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ヤマダ電機の無料長期保証で液晶テレビを修理!出張修理の料金は?

以前、ヤマダ電機で東芝REGZA 43Z700Xを購入し、使っていました。画質も良く、気に入っていたのですが、あと少しで購入後3年になるある日(*後述する重要ポイントですが、ギリギリ「2年目」ということです)に突然故障し、正常に映らなくなってしまいました。

購入時にはあまり意識していなかったのですが、このテレビにはヤマダ電機の4年無料長期保証(メーカー保証1年+ヤマダ電機保証3年)が付いていたので、急いでヤマダ電機に連絡しました。

その後、東芝の修理担当者が来てテレビを点検後に回収し、代替機を置いていきました。最終的には電気回路部品の故障ということが判明し、その部品の調達にかなり時間がかかるということで、後継機の43Z730Xと交換してもらえることになりました。

費用は長期保証期間中でしたの無償でした。

液晶テレビが購入後3年足らずで故障してしまったことは運が悪いですが、無償で新しい機種に交換してもらえたことはラッキーでした。

このようなことがありましたのでヤマダ電機の無料長期保証について改めて内容を確認してみたところ、今回のケースは長期保証を活用する事例としてはかなり得なケースであったようです。さらに詳しく見てみます。

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ヤマダ電機の無料長期保証は4年目以降は有償になる部分がある

現在、ヤマダ電機の無料長期保証は、6年間「メーカー保証1年+長期保証5年」と4年間「メーカー保証1年+長期保証3年」があります。一部、メーカー保証が2年の商品については、「メーカー保証2年+長期保証4年」などのようになり、トータルの保証期間は変わりません。

ヤマダ電機の公式サイトによると、概要は以下のようになっています。

■保証概要
1.保険料・加入料・保証金  ありません。
2.保証期間  メーカー保証 + ヤマダ保証 合計6年間・4年間
3.保証対象商品  アイコンマーク 6年無料保証 4年無料保証 がついた商品
4.保証範囲
1年目   :メーカー保証
2~3年目 :技術工料、部品代、出張料をヤマダが全額負担致します!
4年目以降:技術工料はヤマダ負担、部品代・出張費はお客様負担となります。
5.保証回数制限  保証回数制限はありません。保証期間内であれば何度でもご利用いただけます。
6.消耗・摩耗品  当社規定の消耗・磨耗品および付属品を交換される場合対象外とさせていただきます。

よくヤマダ電機の無料長期保証についての苦情等が書かれたブログを見かけます。主な不満は4年目以降に故障して部品代・出張費を請求されたこと、消耗品・摩耗品および付属品の交換が必要のために有償となったことです。

「無料長期保証」という名称が、「すべて無償」という印象を与えかねないので、不満に感じる気持ちも理解できます。

しかし、「保険料・加入料・保証金が無料」ですので、 広告的にも問題があるとまでは言えないでしょう。

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ヤマダ電機の無料長期保証は得か?

メーカー保証の期間が短いことが問題

そもそもの基本として、テレビ、エアコン、冷蔵庫などの多くの家電製品のメーカー保証がたった1年間しかないことに不満を感じます。かなり高額なものもあるにもかかわらず、製造しているメーカーが販売後1年間しか保証しないのはなぜなのでしょうか?

保証がまったく無い場合は、さすがに苦情の嵐になりますのでメーカーとしても保証を付けざるを得ないでしょう。保証ということをビジネス的に考えれば、保険会社のビジネスと同じで、修理等により保証する側が負担する全費用と保証の料金(*価格に含まれると考えられます)の総額で黒字になるようにしなければなりません。

したがって、故障する確率をベースに保証内容が設定されるわけですが、1年間の保証というのは初期不良のみを想定してるわけです。長年の慣例によって短いメーカー保証が当たり前になっているようです。

このような背景があるために、家電量販店が長期保証制度を設定するわけです。ソニーやパナソニックなどの一部のメーカーでは、直販サイトでの販売も増えており、有料の保証制度を設定する例もあります。

私は、テレビ以外にも、エアコン数台、冷蔵庫、洗濯機、レンジ、食洗機、炊飯器などもヤマダ電機で購入しています。テレビ以外は、ほとんど8〜10年以上使えていますので、問題は無いのですが、それならばもう少しメーカーも保証期間を伸ばすべきなのではないかと感じます。

ただし、テレビについては、他の家電製品に比べてまだ技術が進歩していること、急速に生産が中国に移っていることから、比較的故障の確率が高い印象です。テレビを買うならば、長期保証は必要と感じます。

無料長期保証は得か?解約すべき?出張修理料金に注意!

まずメーカー保証が切れた後も、無料長期保証により保証される期間があり、追加費用がかからないことを考えれば得でしょう。ヤマダ電機でも無料長期保証が付いていない商品もありますので、それと比較すれば明らかです。

無料で長期保証が付くわけですので、あえて解約する必要は無いでしょう。気に入らなければ保証を使わなければ良いので。

4年目以降は、技術工料のみヤマダ電機負担となり、それ以外はユーザー負担となり、故障により訪問してもらい、結果として修理しなかったケースでも出張料等が発生してしまいます。

テレビのようにまだ性能が向上し、価格も下がっている製品については、購入後4年目に有償修理をするかそれとも新しいものに買い替えるかを検討すると、買い替えを選択する人も多いでしょう。特に訪問してもらうだけで費用が発生し、それより前に修理費用が確定しないとなると、気軽に修理依頼もし難いです。

こう考えると4年目以降の保証は実質的には無いようなものです。

「NewThe安心 (家電製品総合保守契約)」に入るべき?

ヤマダ電機には「NewThe安心 (家電製品総合保守契約)」という制度もあります。これに加入すると、20型以上のテレビについては、製造後6年まで保証されます。製造した日に購入することは無いでしょうから、実質的には6年よりも短く、さらに型落ちなどを購入したら1年以上短くなる可能性があります。

製造後、店頭に並んで購入するまでに半年かかったとすると、実質的には5年半の保証期間になります。前述のように長期保証で無償で修理できるのが購入後3年間ですので、この場合は購入後4年目からの1年半をこれでカバーすることになります。

「NewThe安心 (家電製品総合保守契約)」は毎年会費を払う必要がありますので、購入後3年間は保証内容が重複してもったいないですね。「NewThe安心 (家電製品総合保守契約)」への加入は購入時に限定されませんので、テレビを1台購入したケースだけを考えれば4年目に入る頃に加入しても良さそうです。

ただし、前述のように複数の家電を不定期にヤマダ電機で購入しているとそのような調整がややこしくてやってられないですね。エアコンや冷蔵庫は、製造後9年まで保証されますので、入っておく方が良いでしょう。世帯で1つ加入すれば良いので、複数の家電を購入した場合は得です。

まとめ

ヤマダ電機の無料長期保証について紹介しました。保証などの条項は、保険の条項と同様に普通の人には読み難く、理解が難しいです。それでもそれがルールですので、適用範囲・内容についての最低限は理解する必要があります。よくわからない場合は、ヤマダ電機に問い合わせてみましょう。

ヤマダ電機のポイント確認方法と有効期限については、こちらの記事で紹介しています。

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