1964年の東京オリンピックの開会式で、「五輪」を大空に描いたことで有名なブルーインパルス。2021年の東京オリンピック開会式でもアクロバット飛行が行われましたね!
大空を舞台にしたあの美しいアクロバット飛行は、一度は見ておきたいものです。首都圏では埼玉県狭山市にある入間基地で、毎年11月3日にブルーインパルスのアクロバット飛行が行われますのでおすすめです。
初めてLIVEで見ても感動しますが、事前にブルーインパルスのことを少し学ぶだけで10倍楽しめます!
また運悪く雨が降りそうな時にはアクロバット飛行が行われるのかも気になりますね。天候によっては中止になることもありますし、雨が降っていなくても雲が低いと中止になることもあるんです。
ブルーインパルスを見ると模型が欲しくなりますね〜!機体を知るには模型を手にとってよく眺めて見ると良いですよ〜!綺麗に塗装されたモデルが案外安く手に入ります!これをよく見てから実物を見ると感動です!
ブルーインパルスのアクロバット飛行の詳細や、パイロットについてはサポーター’S DVDで紹介されています!ファン必携です!
ブルーインパルスのアクロバット飛行演目の見所は?
ブルーインパルスのアクロバット飛行の演目は多く、ダイナミックで感動的です。実際に見る前に、全ての演目を紹介してしまうと、驚きも薄れてしまうかもしれませんので、ほんの一部だけを紹介します。
まず離陸時から編隊を組んで、魅せてくれます。
ブルーインパルスのアクロバット飛行の詳細やパイロットについては「ブルーインパルス2022サポーター’s DVD スペシャル」に詳しく紹介されています!
ブルーインパルスのアクロバット飛行は雨でもやるの?
ブルーインパルスのアクロバット飛行を見に行っても、天候によっては中止になることもあります。
飛行機は雨でも飛ぶことができるのですが、もっとも問題になるのが雲です。
雲の量が多いと、そもそもアクロバット飛行を見ることができません。またアクロバット飛行をする高度領域に雲があると、ブルーインパルスの機体同士が衝突してしまう可能性があり、極めて危険であるため、アクロバット飛行が中止されるわけです。
アクロバット飛行は、地上から眺めるだけであれば優雅なのですが、パイロットには強烈なGがかかり、負荷も大きく、危険なものです。実は過去に演技中の墜落事故も発生しています。命がけの演技と言っても過言ではありません。
もちろん、航空自衛隊&ブルーインパルスチームも、せっかく来場してくれた方々にアクロバット飛行を見せるために最大限の努力をしています。
例えば、2019年の入間航空祭の時は曇りで、雲が低く、通常のアクロバット飛行ができませんでした。それでもすべて中止ということではなく、編隊を組んで会場上空を低空で通過するというパフォーマンスを見せてくれました。
以下の写真はその時のものです。
ブルーインパルスのスモークの仕組みは?
ブルーインパルスのアクロバットを演出しているものの一つが、機体から出てくるスモークです。一体どのような仕組みとなっているのでしょうか?
実はオイルを使っているそうです。機械加工の潤滑・冷却用のオイルを、エンジン排気口の後部に噴射させ、排気の熱によってオイルが気化します。その後、それが待機中で冷却されて、雨粒のように凝結し、雲のような白いスモークになります。
1964年の東京オリンピックでは、カラーのスモークで五輪を描いたことが知られているように、昔はオイルに染料を混ぜて、カラースモークとしていました。
しかし、染料がアクロバット飛行をした地域の車や洗濯物などに付着したり、ブルーインパルスの機体に付着して除去作業が大変になるなどの事態が発生し、カラースモークの使用が中止されました。
現在は白のスモークのみのようです。
まとめ
ブルーインパルスのダイナミックで美しいアクロバット飛行は、一目の価値があります。まだ実際に見学したことのない方には、おすすめしたいです。
入間基地の航空祭などに参加すると、非常に混んでいるのですが、ブルーインパルスのアクロバット飛行は基地の上空で行われるので、滑走路付近の基地の広いエリアのどこからも見やすいです。そのため、朝早くから行って並んだりしなくても、十分に楽しむことができます。
ブルーインパルスの模型とサポーター’S DVDはファン必携です!
コメント