航空祭・基地イベント

航空祭の楽しみ方!初めて行く人のためのガイドブック

投稿日:2019年5月5日 更新日:

日本では、毎年、航空自衛隊や海上自衛隊の基地や米軍基地で航空祭が開催されます。ブルーインパルスのアクロバット飛行や日米の様々な飛行機・ヘリコプターの展示飛行・地上展示などが行われ、多くの人が来場しています。大変な混雑となる場合が多く、ちょっとしたことを知っていると上手に航空祭を楽しめるでしょう!以下に紹介します。

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航空祭は自衛隊の基地と米軍基地で開催される

日本の航空祭は、航空自衛隊の基地・海上自衛隊の基地と米軍基地で開催されています。自衛隊のみの独立した基地、米軍のみの独立した基地、自衛隊と米軍が共同で利用している基地など、いくつかの基地のタイプがあり、特色があります。自衛隊と米軍は、日常的に連携していることもあり、自衛隊のみの基地あるいは米軍のみの基地で開催する場合も、相互に協力して展示を行っています。

主な航空祭を月別に以下に記します(*開催月が変わることもあります。また「航空祭」行事名ではない場合もありますが、航空機が展示される場合はここに記載しています)。

4月
エアーメモリアルinかのや 海上自衛隊 鹿屋航空基地(鹿児島県)
日米親善春まつり 米海軍厚木航空施設・海上自衛隊厚木航空基地(神奈川県)

5月
岩国航空基地フレンドシップデー 海上自衛隊・米海兵隊(山口県) 
静浜基地航空祭 航空自衛隊 静浜基地(静岡県)
大村基地航空祭開隊記念行事 海上自衛隊大村航空基地(長崎県)

6月
美保基地航空祭 航空自衛隊 美保基地(鳥取県)
防府航空祭 航空自衛隊 防府北基地(山口県)

8月
千歳基地航空祭 航空自衛隊 千歳基地(北海道)
松島基地航空祭 航空自衛隊 松島基地(宮城県)

9月
三沢基地航空祭 航空自衛隊・米空軍 三沢基地(青森県)
横田基地日米友好祭 米空軍 横田基地(東京都)
小松基地航空祭 航空自衛隊 小松基地(石川県)

10月
エアフェスタ浜松 航空自衛隊 浜松基地(静岡県)

11月
入間航空祭 航空自衛隊 入間基地(埼玉県)
岐阜基地航空祭 航空自衛隊 岐阜基地(岐阜県) 

12月
新田原基地エアフェスタ 航空自衛隊 新田原基地(宮崎県)

これらの他に、航空自衛隊百里基地航空祭がありますが、開催月が固定されて無く、また3年に1度「航空観閲式」が開催される年は一般公開はありません。

航空祭によって来場者数は大きな差があり、開催年によっても変動しますが、上記の航空祭の中でもっとも来場者数が多いのは
岩国航空基地フレンドシップデーと入間基地で、来場者数は20万人前後です。いずれもブルーインパスルのアクロバット飛行が行われること、岩国航空基地フレンドシップデーは米海兵隊の航空機が見られること、入間航空祭は都心からのアクセスが良く、基地内に西武池袋線稲荷山公園駅があるためもっとも行きやすい航空祭であることが、高い人気を誇る理由の一部でしょう(*岩国航空基地フレンドシップデー2019でのブルーインパルスのアクロバット飛行は中止になりました)。

航空祭のアクセス・混雑

百里基地航空祭は、最寄り駅であるJR石岡駅から通常はシャトルバスが運行されますが、約17kmの道のりを通常ならば40分ぐらいかかるところ、航空祭の時には大渋滞で2時間以上かかったという話が航空ファンの間では有名です。往路と復路でそれぞれ2時間以上かかると、最寄り駅に行くまでに往復で合計4時間以上バスの中ということになりますので、かなり大変です。これは私が知る限りもっともひどい例ですが、まず航空祭に行く前にアクセス方法と混雑状況については調べていくことをおすすめします。

航空祭が開催される基地へのアクセスは、基本は電車で最寄り駅まで行き、そこから徒歩あるいはシャトルバスなどで基地まで移動することになります。入間基地のように基地の敷地内に通常の鉄道の駅があるのは稀で、近くても2km以上離れていることがほとんどです。それぞれの航空祭の具体的な事例については、本サイトのそれぞれの航空祭の記事で紹介していますが、来場者数とシャトルバスの本数によってはバスへの乗車待ちの列がとんでもなく長くなることもあり、足に自信があるならば3km以下ならば徒歩で行ってしまう人も少なくないようです。前述の入間基地でも、基地内の駅は大混雑となるため、2番目に近い西武新宿線狭山市駅に歩いて行く人も多いです。

最寄り駅からタクシーで基地まで行く方法も考えられますが、交通規制が行われたり、周辺道路が大渋滞になるとわずか数kmの距離でもものすごい時間や料金がかかることが多いので要注意です。

駐車場が基地内に用意される場合と周辺に臨時駐車場が用意される場合、まったく駐車場が用意されない場合があります。航空祭によっては、開催される市町村の人口を上回る来場者になることもあり、その地域のインフラ的にキャパオーバーになるようです。周辺のコインパーキングなどにもあまり期待できませんので、基本的に駐車場が用意されていない航空祭に車で行くことはおすすめできません。また基地内駐車場や臨時駐車場も、満車になると駐車できませんので要注意です。


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航空祭の持ち物検査など

航空祭は自衛隊の場合は国民に自衛隊の活動への理解を求めるために行われますし、米軍基地においても日米親善・基地の活動への理解を深めてもらうために開催されます。そのため、非常に有効的な雰囲気で行われるのですが、忘れてはいけないのは、基地というところは重要な軍事拠点であるということです。テロのターゲットになることもありますし、軍事機密が漏洩するリスクもありますので、基本的には外部の人間が基地内に入ることに対しては警戒しています。

したがって、ほとんどの航空祭では手荷物検査が行われます。昔は自衛隊の基地の航空祭では、それほど手荷物の検査が厳しくなかったように記憶しているのですが、9.11のテロ以降は米国の空港と同様に厳しくなっています。特に米軍基地は、日本にあっても基地内は米国ということですので、基地に入る際の手荷物検査や身分証の提示は厳しいです。パスポートなどの指定された身分証を持って行かないと入場させてもらえませんのでご注意下さい。

基地内には危険物の持ち込みは禁じられているのは当然ですが、カメラの三脚や一脚、自撮り棒なども禁止されています。基地内では絶対に基地側の指示に従って行動するようにして下さい。指示に従わないと、最悪の場合拘束されることもあり得ます。それでも、きちんとルールを守れば、特に心配することはないでしょう。

このような観点から、航空祭に行く際に、迷彩服などの一般の市民としては不自然な服装で行くのは避けましょう。

航空祭のツアーを利用する

航空祭は、数万人〜20万人程度の来場者がありますので、バスツアーなどが企画されることも多いです。アクセスの良い場所から行きたい航空祭のツアーが出発するようであれば、それを利用すると便利なこともあります。基本的にはバスの定員が決まっているため座席が確保できること、バスが基地内や基地の近くまで行ってくれることが多いので、最寄り駅から数10分も歩かないで済むことも多いです。また往路だけでなく復路も同様ですので、非常に便利です。

ただし、基地周辺で交通規制が行われたり、渋滞がひどくなる場合は、基地から少し離れた場所に駐車することもありますので、詳細はツアー会社に申し込む際に確認しましょう。

航空祭には歩きやすい服装で行く!日焼け・雨対策も

航空祭は、前述のように最寄り駅から歩くこともありますし、シャトルバスに乗る場合も混雑して立った状態で乗車することが多いので、靴や服装は歩きやすく、動きやすいもので行きましょう。また基地内に入っても、滑走路周辺は広大で、多くの距離を歩き回ることになります。10km以上歩くつもりで考えた方が良いでしょう。

また滑走路周辺は、遮るものも無いために、日焼け対策を準備しておいた方が良いでしょう。また航空祭は晴れやすい日を選んでいるようで(*例えば入間航空祭は、例年、晴れの特異日である11月3日に開催)、あまり雨が降るイメージが無いのですが、もちろん運悪く天候が悪くなってしまうこともあります。開催中に急に天候が悪くなって、風が強くなった時がかなり困ります。滑走路周辺は本当に風に吹き付けられますし、誤って傘などが滑走路へ飛んでしまうと大変なことになりますので、傘よりは雨合羽を用意しておいた方が良いでしょう。

航空祭によっては、天候が悪くなると分かっている場合は開催が中止されたり、予備日に延期されることもあります。それぞれの航空祭にについては、記事で確認しましょう。

航空祭が10倍楽しくなる方法

航空祭に参加する方は、基本的には航空機を見るのが好きな方が多いでしょう。お目当ての航空機が見学できれば、ある意味目的達成なのですが、もう一歩踏み込んだ楽しみ方もあります。それはその会場となっている基地への理解を深めることです。

航空祭が開催される基地は、軍事基地ですので、軍事的な役割とそれを果たすための部隊が配備されています。領空侵犯してくる外国機に対してスクランブル発進する戦闘機が配備されている基地もあれば、輸送機やパイロットを養成するための練習機、弾道ミサイルを打ち落とすための迎撃ミサイルなどが配備されている基地もあります。航空祭を盛り上げるために他の基地から飛来する航空機もありますが、会場となる基地の役割と配備されている部隊・航空機等について確認しましょう。

通常は、その基地に配備されている部隊が、他の航空祭では見られないような特別な展示飛行などをすることが多く、盛り上がります。航空祭の目的としても、地域住民を中心とした国民に自衛隊の活動を理解していただくことが重要ですので、わかりやすい展示や案内があるものです。またその基地の自衛隊員と交流する貴重な機会でもありますので、どのような方々が自衛隊で働かれているのか知ることもできます。そんな楽しみ方ができれば、10倍楽しくなるでしょう。

例えば、以下のような飛行展示が見どころです。

1.ブルーインパルス(松島基地航空祭

ブルーインパルスのアクロバット飛行は、どの航空祭でもメインイベントで、もっとも盛り上がります。それだけに日程の都合上、ブルーインパルスのアクロバット飛行が行える航空祭と無理になってしまう航空祭があります。ブルーインパルスの本拠地は松島基地で、ここでは必ず行われるだけでなく、2回行われることがあるほどの気合の入れようです。本拠地では、どの飛行展示も気合十分ですね。

2.F-2の機動飛行(三沢基地航空祭

F-2は三沢基地に配備されています。本拠地で開催される三沢基地航空祭では、出番が多く、機動飛行、デモスクランブル、模擬空対地射擊展示などが行われ、他の基地では見られないようなド迫力の飛行展示です。姉妹機の米軍のF-16の機動飛行もあり、両機をライブで比較して見学できるもの面白いです。

3.F-15の機動飛行(小松基地航空祭

小松基地は、日本海側唯一の戦闘機部隊が所在する基地であり、航空自衛隊のF-15J/DJが配備されています。日本のトップガンとも呼ばれる、精鋭のパイロットが集結しており、彼らによるF-15の機動飛行が小松基地航空祭では見学できます。参加するF-15の機数も多く迫力満点です。

まとめ

日本で開催される主要な航空祭について、基本的なことを紹介しました。それぞれの航空祭については、個別のリンクからご覧ください。

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