職場でワイシャツを着ている人は、一年中ワイシャツを着ている人も多いのですが、特に気温が上がり、上着を脱ぐことが多い季節に気になるのがワイシャツの下に着るインナー。
最近はクールビズが定着し、夏場は上着を着ないで通勤し、仕事する人も増えています。そうなるとワイシャツが前面に出て、一番目立つので、その下のインナーも気になります。
ワイシャツの下には何も着ない方が良いのでしょうか?インナーを着るならどのようなものが良いのでしょうか?以下に紹介します。
ワイシャツのインナーは着ないのが正しい?
スーツはイギリスで生まれ、ワイシャツはスーツの下に着る下着として着られるようになりました。このような歴史から、「ワイシャツはそもそも下着で、ワイシャツの下にインナーを着るのはおかしい。何も着ないのが正しい」という解説を見ることがあります。
このようなポリシーを持っていらっしゃる方を否定するつもりはありませんが、高温多湿の日本でワイシャツのインナーに何も着ないと以下のような困ることがあるのが現実です。
1.汗でシャツが体に貼りつく
猛暑の屋外では、多くの人が大量の汗をかきます。そんな時間帯にお客様のところを訪問したりする時などは、汗をたくさんかいた状態で到着することになります。
ワイシャツの下にインナーを着ていないと、ワイシャツが汗をたっぷり吸って、肌に貼りついてしまうことがあります。着ている本人も、周囲の人も不快な気持ちになりがちです。
2.胸毛などの体毛が見える
人にもよりますが、体毛の濃い方の場合、ワイシャツの隙間から体毛が見えることがあります。そのような状況を好む人もいないわけではありませんが、かなりの割合の人が不快に感じます。
3.乳首が透けて見える
ほとんどのワイシャツで乳首の透けは防ぎようがありません。これも不快に感じる人が多いようです。
空気が乾燥しているヨーロッパと違い、高温多湿な日本ではやはりインナーを着た方が良いでしょう。
ワイシャツのインナーには何を着るべき?丸首は?
ワイシャツの下にインナーを着るのを嫌がる理由の多くは、「ワイシャツからインナーが見えたり、透けたりするのがカッコ悪いから」というものです。
「透け(すけ)」については次項で説明します。ここではインナーが見えるのを防ぐためのポイントを紹介します。
インナーが見えないようにする
まず襟元です。単純なことですが、襟がVネックでもUネックでも良いのですが、ワイシャツの上から見えないように襟が大きく開いているタイプを選びましょう。
特にクールビズになってからは、ノーネクタイで一番上のボタンを外すことが多いので、その状態でも見えないようなものが良いです。そうすると丸首のインナーは避けた方が無難です。
インナーの袖は無い方が良いでしょう。Tシャツタイプのインナーを着た時に、ワイシャツの袖部分からインナーの袖が透けて見えるのもあまり印象が良く無いです。
タンクトップかノースリーブのインナーが袖がないのでおすすめです(*もちろん冬場は長袖のインナーでも構いません)。
ワイシャツのインナーの色ですけないのは?グレー?黒?
ワイシャツの上からインナーが透けにくくするには、インナーの色を工夫する必要があります。
多くの人が誤解しているのは、「ワイシャツが白なので白のインナーを選べば透けにくいのではないか?」ということ。
もちろんカラフルなインナーは目立ちます。毎年就職活動の時期になると、スーツを着慣れていない学生が、イラストのプリントされたTシャツをインナーに着て、ワイシャツの上から透けまくっているのを目撃します。かなり痛いですね。
そういうのは論外として、できるだけ透けにくくするポイントは、肌の色に近づけること。
つまり肌色・ベージュ色のインナーが透けません。しかし、インナーだけを見たときに少々ダサいと感じる人は、薄いグレーも案外透けにくいのでおすすめです。まずは試して見てください。
白や黒のインナーは案外目立ちますのでご注意ください。
ワイシャツはインナー付きのタイプを選ぶ方法もある
ワイシャツとインナーの組み合わせで、外から見えてしまったり、すけてしまったりするのをチェックするのが面倒ならば、インナー付きのワイシャツを選ぶという方法もあります。
最初からインナーが取り付けられているので、もちろん外から見えませんし、すけません。
例えば、以下のBRICK HOUSE(ブリックハウス)は、シャツのメーカーとして人気がありますので、インナー付きワイシャツについても安心して選べます。
まとめ
ワイシャツのインナーについて紹介しました。着る本人だけでなく、周囲の人への配慮・マナーも大切です。高温多湿の日本ではインナーを着て、爽やかに過ごしましょう。
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