Apple Watchのバッテリーが急に減って驚くことはありませんか?
Apple Watchは、毎日充電しなければならないのが少々面倒なのですが、普通に使用している範囲であれば、1日1回充電すれば余裕でバッテリーが持ちますので、外出先でバッテリー切れになるような心配はまずありません。
いつもと違って、突然Apple Watchのバッテリー残量が異常に早く減ってしまう事例が報告されていますし、私も実際にそのような状況になりました。
ほとんどの場合、Apple Watchを再起動すれば正常に戻ります。以下にその原因と対策を紹介します。
また再起動して正常な状態に戻っても、バッテリー残量は増えません。外出先でもバッテリー残量を心配せずにApple Watchを楽しむには、持ち運び用の充電器をカバンに入れておくことをおすすめします。
Apple Watchの充電・低電力モードについて知っておきたいことをこちらの記事で紹介しています!
Apple Watchのバッテリーの減りが早い!充電が異常に減る!
Apple Watch Series 3 GPSモデルを使い始めてからは、毎日入浴時に充電をしています。フル充電になったら再度腕に装着してそのまま就寝し、起床後もそのまま使い続け、外出、帰宅後にまた入浴時に充電するの繰り返しです。
一番バッテリーを消費するのは休日にテニスをする時です。テニススクールで週に1回80分のレッスンを受けていますので、その前の準備運動の時からワークアウトを使います。それでも充電を開始する直前でも、通常はバッテリー残量が約3割以上残っています。
いつもはそんなバッテリーの減り方・残量なのですが、先日は朝出勤してApple Watchを見たらいつもよりもバッテリーが減っていたので「バッテリーの減りがいつもより早いなあ」と気になりました。
昼休みにApple Watchを見たらさらにバッテリーが減っていて、「このペースでは帰宅するまでバッテリーがもたないかもしれない!」と思って焦りました。
充電はいつも自宅でしていたので、この時も持ち歩いてなく、すぐに充電することもできませんでした。
夕方にはバッテリー残量が10%となり、ついに「省電力モード」になりました。省電力モードにしたことが無かったのでちょっと驚きました。
最悪、バッテリーが無くなって時計として使えなくなることを想定していましたが、省電力モードになってからはさすがにバッテリーの減るスピードは緩やかになり、自宅に戻るまでギリギリバッテリーがもちました。
それにしてもいつもと同じように使っていたのになぜバッテリーの減るスピードが早くなってしまったのでしょうか?調べてみるとどうやらwatchOSのアップデートが原因のようです。次項でさらに説明します。
Apple Watchの充電すぐなくなるのはwatch OSが原因?
Apple Watchのバッテリーの減るスピードが速くなる前にしたことで、いつもと違うことと言えば、「watchOS 5.3.1」にアップデートしたことです。それ以外に心当たりはありません。
インターネットで検索してみると、バージョンは違いますがwatchOSをアップデートした後にバッテリーの減るスピードが速くなったという記事がいくつかヒットします。
「アップルウォッチの電池の減りが早い!!」、「アップルウォッチを使っていないのに充電減る!」などのような悲痛な声が複数ありますので、確かに充電してもすぐなくなるという症状が確認されているようです。
watchOSのアップデートはこれまでにも何回かやったことがありますが、今回のようなバッテリーの減るスピードが速くなるという症状は初めて体験しました。watchOSをアップデートをすれば必ず発生する症状というわけではありません。
この症状が現れた場合の対処方法は、Apple Watchを再起動すること。バッテリーの減りが早いと感じたらすぐに再起動すれば通常の状態に戻ることがほとんどです。
したがって、watchOSをアップデートしたら、念のためにApple Watchを再起動すると良いでしょう。
Apple Watchの充電が1日持たない!買ったばかりなのに!
Apple Watchをまだ買ったばかりで、それほど使っていないのに、バッテリーを満タンまで充電しても1日持たないということもあります。
通常の使い方ならば1日は持ちますが、そもそも何を「通常の使い方」と言うのかは曖昧です。ここでは内臓の電池をフルに充電した場合を想定し、それがバッテリー残量10%以下になるまでに1日持つのかということです。
バッテリー残量が10%以下になると低電力モードに移行してしまうので、時計以外の機能が使えなくなります。これでは「1日持つ」とは言い難いでしょう。
1日1回、同じ時刻頃にフル充電することを考えます。
そうするとワークアウトなどの非常に電力を消費する使い方を長時間するかどうかで、バッテリーの持ちが変わってきます。
経験上、1日に2時間程度ワークアウトをしてもバッテリーは持ちます。また睡眠時に使用するのも時間が長いので案外バッテリーを消耗しますが、通常はそれでも大丈夫です。
つまり、バッテリーを著しく消費する使い方は2時間程度以下ならば、「通常の使い方」と考えて良いでしょう。
本格的なアスリートのように、1日に5時間以上も運動し、それをワークアウトで計測し続けうような使い方になるとバッテリー残量も厳しくなる可能性があります。それでも、それは正常な状態です。
ところで、新品のApple Watchをセットアップしたばかりで、通常の使い方でも1日持たないということもあります。これは前述のようにwatchOSのアップデートが原因の可能性が高いです。
watchOSのアップデートは頻繁に行われており、製品の製造から実際にユーザーがセットアップするまでの間にアップデートが実施されていることは珍しくなく、使い始めた段階でアップデートが行われることがよくあるためです。
特に使い初めたばかりでは、アップデートをあまり意識せずにやっていることも多いため、前述のようなトラブルになるとかなり焦ってしまうことが少なくないでしょう。
とにかく、バッテリーが異常に減る時は再起動しましょう!
Apple Watchのバッテリーの減りが早い場合は再起動!
Apple Watchのバッテリーの減るスピードが速いのは、watchOSのアップデートが原因らしいということがわかったので、先日、急激にバッテリーが減って省電力モードになってしまった時も、まず自宅で充電し、その後に再起動しました。その結果、それ以降は同様の症状は発生していません。対処方法として「再起動する」ということが有効ということも確認できました。
再起動の方法は以下の通りです。
1.サイドボタンを長押しします。すると以下のような画面になりますので、「電源オフ」スライダを右にドラッグします。
「調子が悪くなったら再起動する」という対処方法はパソコンやスマホと同じですね。
watchOS 7ではバッテリーの減りが早くなるバグが発生
Apple Watchを常に最高のパフォーマンスで利用するためには、新しいwatchOSがリリースされたらできるだけ早くアップデートする方が良いでしょう。しかし、どのようなOSにおいても完璧ということはないので、何度もアップデートされます。
これまでにもwatchOSにバグがあり、バッテリーの減りが早くなるという現象がありました。最近ではwatchOS 7です。このようなケースでは、世界中で多くの人がトラブルに遭遇しますので、twitterをチェックしてみるとすぐにわかります。
比較的早い時期に対処法が紹介されますので、それを参考にすると良いでしょう。もちろん、信頼できる情報源を探すことが重要で、それはAppleの公式サイトになります。
watchOS 7のバッテリー問題は、大きな話題になりましたので、そのバクを修正したwatchOS 7.0.2がリリースされました。
watchOS7.0.2リリース
バッテリーの減りの早さを改善します pic.twitter.com/hNAFlYmPkO— Apple Life – あっくんガジェットチャンネル/YouTuber (@akn_gadget) October 12, 2020
Apple Watchのバッテリーの劣化を確認する方法!電池消耗が原因?
Apple Watchを使い続けると、着実にバッテリーの劣化が進みます。電池は消耗してしまうのです。劣化は少しずつ進んでいきますので、通常の使い方をしていれば急激に劣化が進むことは考え難いです。
しかし、リチウムイオンバッテリーは高温には弱いため、何らかの原因で長時間高い温度になってしまっていた場合、急激にバッテリーの劣化が進んでしまう可能性がないわけではありません。
例えば、真夏の炎天下の場所に駐車している車のダッシュボードは、条件によっては70℃以上になることもあり、そのような場所にApple Watchを放置してしまうと危険です。
「アップルウォッチの充電がすぐ切れる!」「電池がすぐなくなる!」「バッテリーが急激に減る!」「電池の持ちが悪くなった!」ならば、バッテリーの劣化を確認してみましょう。方法は簡単です。
Apple Watchの設定アプリを起動し、[バッテリー]>[バッテリーの状態]とタップして進みます。すると以下のようにバッテリーの最大容量が表示されます。
Apple Watchのバッテリーの診断と交換
Apple Watchのバッテリーが80%未満になっているようでしたら、バッテリーの劣化状況を診断した方が良いでしょう。正確に診断するにはApple Storeにお願いする必要があります。
購入後1年以内のAppleの保証や、AppleCare+の保証期間内に、バッテリーの最大容量が初期の80%未満に劣化した場合は、無償で修理(バッテリー交換)を行えます(*バッテリー以外に問題がある可能性もありますので、最終的な判断はApple Storeにご確認ください)。
Apple Watchのバッテリー交換に費用が発生する場合、新しい機種に買い換えることも検討しても良いでしょう。
古い機種ほどOSアップデートの負荷が大きく、アップデートに長時間かかるなどのトラブルも多くなります。
特にSEはプロセッサーなどのスペック的にも余裕があり、価格もお買い得なので、バッテリーの費用を購入費用に充てると考えれば十分に検討する価値があるでしょう。新品はもちろんバッテリーも新品なので。
Apple Watch SEの新型(第2世代)は、第1世代に比べて表示画面も広がり、性能も向上しているのに、値下げされています!
これはお買い得でしょう!
Apple Watchの充電器をカバンに入れておけば安心できる!
Apple Watchを使っているとここで紹介しましたような思いがけないことで急にバッテリーが減ることがあります。また使い続けると徐々にバッテリーが劣化してきて、満充電で使える時間が短くなってきます。バッテリーの持ちを良くするために、いろいろな機能をオフにしてしまうのも残念です。
バッテリーのことをあまり心配しないでApple Watchを楽しみたいですね!そのためには外出時に持ち歩くカバンにApple Watchの充電器を入れておくことをおすすめします!
通常は自宅にいる時にApple Watchを充電する人が多いので、うっかり充電するのを忘れてしまい、さらにバッテリー残量が少ないことに気が付かずに外出してしまうと、1日困ることがあります。また出張などで数日間外出する時に忘れると最悪ですね。
そんな時にもカバンに持ち運び用のApple Watchの充電器を入れておけば安心です!
Apple Watch用の充電器を選ぶポイントは2つあります。
1つ目は、純正品あるいはMFi認証品を選ぶこと。高性能なリチウムイオンバッテリーを充電するということは、かなりの量の電流を流します。
品質のよくないものを使用すると、感電・漏電・火災のリスクがあります。特にApple Watchはワイヤレス充電を利用するので、周辺にあるものに悪影響を与えるリスクもあります。
確かに純正品やMFi認証品は高いのですが、千円〜数千円程度を節約するためにこれほど大きなリスクを取るのは割に合わないでしょう。
2つ目は、充電器の使い方です。最近は外出時・出張時にノートパソコンを持ち歩く人が多いです。ノートパソコンがあるならば、そのUSBポートを使ってApple Watchの充電ケーブルを接続して充電することができます。ノートパソコンの機種にもよりますが、レッツノートではノートパソコンを閉じてカバンに入れた状態でも、そのUSBポートから給電して充電できる機種があります。
したがって、ノートパソコンを持ち歩くことが多い方ならば、Apple純正の充電ケーブルがおすすめです。
ケーブルレスのUSBポートに接続して充電するタイプあります。これならコンパクトですね。自分のノートパソコンやモバイルバッテリーのUSBポートのタイプ(CまたはAなど)を確認して選びましょう。
しかし、ノートパソコンを持ち歩かない方の場合は、いつでもUSBポートが利用できる状況ではありませんので、純正の充電ケーブルよりもモバイルバッテリー内蔵タイプの充電器がおすすめです。
これならば移動中でもいつでも充電できますね。このBelkin Apple Watch用モバイルバッテリー内蔵充電器は、MFi認証を取得していますので安心して使用できます。
モバイルバッテリーは、品質が悪いものは発火する事故などが報告されていますので、充電ケーブル以上に品質が重要です。
バッテリー残量を心配せずにApple Watchを楽しく使うために、持ち歩き用の充電器を用意しましょう!
Apple Watchの充電・低電力モードについて知っておきたいことをこちらの記事で紹介しています!
コメント