体温計は予測式と実測式と兼用のどれがいい?非接触は?

体温計 体温計

新型コロナウイルスやインフルエンザなどの感染症にかかった場合は、できるだけ早くそのことに気がつくことが重要です。これは他の体調の変化においても言えることです。

体調の変化をできるだけ早く気がつくためのもっとも基本的なことが検温です。必ず体温計を自宅に用意しておいた方が良いでしょう。家族が同居している場合は、1人ずつ自分専用の体温計を用意しておいてもよいです。

体温計を買おうとすると、予測式、実測式などいくつかの種類があることに気が付きます。どれを選べば良いのでしょうか?

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体温計は予測式と実測式と兼用のどれがいい?

結論から言ってしまうと、信頼できるメーカーの体温計ならば、予測式でも、実測式でも、兼用でもどれでも良いと思います。それでもあえてどれか1つを選ぶならば、「兼用」が予測式と実測式のどちらにも使えますのでベストです。

これらのうちのどれを選ぶべきかで悩む方は、「どれが一番正確に体温を測れるのか?」ということに関心があるでしょう。

「体温を正確に測る」ということを考えるには、予測式と実測式の違い、体温の測り方などを理解する必要があります。それ以外にも、実際に体温計を使う際のことを考えた時に大切なポイントがありますので、以下に解説します。

体温計の予測式と実測式と兼用の違いは?

予測式と実測式と兼用があるのは、通常は脇(わき、腋)か口中で測る体温計です。非接触でおでこやこめかみで測ったり、耳で測るタイプの体温計は赤外線を検出して測定するため数秒で測定できるので、予測式と実測式には分かれていません。

関連記事:体温計で耳と脇の違いは?おでこは?測るたびに違う?

もっとも一般的に行われる脇で体温を測る場合を例に説明します。人間の体温が通常は気温・室温よりも高いのは、体内で熱を作り出しているからです。体温よりも周囲の温度の方が低いので、身体の表面から外部に向けて放熱されています。逆の言い方をすれば、身体の表面から冷却されていることになるわけです。

通常は何らかの衣類を着ていますので、特に肌が露出している部分から熱が逃げているわけです。実際、身体の中心部分がもっとも温度が高く、身体の表面ほど温度が低くなるような温度部分布になっています。また手や足は、頭と胴体よりも温度が低いです。

なぜ脇で測るのが良いかというと、脇に体温計の検温部を当てて、脇を閉めておくと、脇が周囲の外気で冷やされにくくなり、徐々に身体の中心部の温度に近づいていくからです。ちなみに正しい体温とは、身体の中心部の体温のことを指します。

正確に測るためには、脇を10分閉めておく必要があり、10分間閉めて到達した体温を測るのが「実測式」です。脇に体温計を当てて、それから10分間の温度変化のデータを多くの人で測定し、その時間変化の関数(曲線形状)から、初期の温度変化を測るだけで10分後の温度を予測できるようにしたものが「予測式」です。

「兼用」は、予測式でまず体温を測ることができるのですが、それで検温を終了せず、そのまま10分間測り続けると実測式に切り替わるタイプです。予測式には必ずある程度の誤差が含まれるのですが、そのまま測り続けることによって実測式での値を確認することができます。

短時間で測れるという予測式のメリットを活かしつつ、可能であれば実測式で正確な体温を知ることができるという点で兼用は優れているでしょう。


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体温計のおすすめは?精度は?

予測式・実測式ということ以前に、そもそもの重要な点があります。体温計は言うまでもなく測定機器ですので、精度が重要です。基本的には信頼できる有名なメーカーのものを選ぶのが無難です。知らないメーカーやあまりに安いものは不安がありますね。

また感染症にかかった時に検温する可能性があることを考えると、検温後に水洗いでき、清潔にできるタイプを選んだ方が良いでしょう。検温後に洗わずに、複数の人で使いまわすと、体温計を介して感染が広がる可能性があります。

予測式・実測式兼用で、水洗いができ、信頼できるメーカーの製品を選ぶと良いでしょう。

脇で測る場合には、脇の汗を拭き、体温計の検温部を脇に当て、体温計を真上に向ける方向から30度方向け、体温計の持つ部分が前に出るようにした角度でセットしましょう。こうすると検温部が脇に当たりながら、脇をしっかり閉めることができ、正しく測定できます。

非接触式との比較は?

おでこやこめかみで測る非接触式は、多くの人を短時間で次々に検温する場合には非常に便利な体温計です。接触しないために衛生面で優れています。乳幼児などの体温を測る際にも使いやすいです。

非接触の体温計では、身体の表面の温度を測りますので、体温計の精度というよりは、測定している部位の温度が身体の中心部の温度と差があるという点で誤差があります。医療用で使用されているものは、この誤差を補正する機能があるものもあります。しかし、何らかの演算式で補正するわけですので、実際の温度とは誤差がある可能性はあります。

耳で測る体温計は、赤外線を利用して耳の鼓膜の温度を測ります。耳の奥にある鼓膜ならば、身体の中心部の温度に近いため、誤差が小さいと考えられます。しかし、耳で測る体温計は、耳に当てる時に少し斜めになり、正しく鼓膜の温度を測れていないと誤差が大きくなります。ある程度コツがあり、慣れるまでは案外難しいかもしれません。

まとめ

体温計の予測式と実測式と兼用の違いと測り方について解説しました。正しく体温を測定しましょう。

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