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魚の臭いを消す方法!これなら簡単です!原因物質から知る!

魚を食べる

生魚を買って帰り、家庭で捌いたり、切ったりすると、まな板や手に魚の臭いが染み付いてしまうことがあります。生臭いニオイがとれなくなってしまうと困りますね。簡単にこの嫌なニオイを消す方法がありますので以下に紹介します。まずは原因物質から説明します。

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魚の臭いを消す方法!原因物質は?

魚を手で触って、手に臭いが付いてしまうのは、臭いの原因となる物質が手に付着するからです。まな板や包丁などについても同様です。その主な原因物質とは、トリメチルアミンという有機化合物です。魚は、トリメチルアミン-N-オキシドという有機化合物を持っていますが、魚が死亡するとこれが時間とともに還元されてトリメチルアミンになります。

また魚の脂質も、時間とともに酸化され、過酸化脂質になり、さらにこれが分解されることで酸化臭が発生します。魚に含まれる金属イオンがこの反応を促進しています。

これらの原因物質について対策をとることで、魚の臭いを消すことができます。

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魚の臭いを消す方法!有名な方法!

魚の臭いを消す方法として、一般に行われている有名な方法がありますので、まずそれらを紹介します。

1.(臭いが付くのを防ぐ方法として)手に塩をまぶしてから魚を取り扱う

まずは臭いの原因となる物質の付着を減らすことができれば、後が楽になります。もちろん完全に防げるわけではないので、少しでも減らすことが目的です。

2.レモン汁で洗う

トリメチルアミンはアルカリ性の有機化合物ですので、酸性の物質を使って臭いのしない物質に変えることができます。また前述の魚の脂質を酸化させる反応を促進する金属キレートを阻害する作用もあります。

3.酢で洗う

酢も酸性の物質ですので、効果はレモン汁と同じです。原液のまま使用すると酢の臭いが付いてしまうので、2倍ぐらいに希釈して使用すると良いです。

4.牛乳で洗う

牛乳に含まれるカゼインが、臭いの原因物質を吸着してくれます。

5.(網・衣類などに臭いがついてしまった場合)お茶の葉の煙をあてる

フライパンなどでお茶の葉を炒って、その煙を衣類や網などにあてると臭いが消せます。

以上がよく使われている有名な方法です。


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魚の臭いを消す方法!これなら簡単!

まな板や包丁などは、前述の方法で臭いを消すと良いでしょう。しかし、手についた臭いとなると、肌荒れなどにも配慮した便利な専用のグッズを利用すると良いでしょう。

1.フィッシュソープ

魚の臭いを取るために開発された専用のハンドソープです。その都度、レモン汁や牛乳を用意するよりも便利です。

2.抗菌・消臭ウェットティッシュ


魚の臭いに対応したウェットティッシュを使うと便利です。

まとめ

一度付いてしまうと面倒な魚の臭いを消す方法について紹介しました。簡単そうと思う方法からお試し下さい。

日本の魚の消費量や自給率などをこちらの記事で紹介しています。

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