テレビでYouTubeなどのインターネット経由のを視聴するために、AmazonのFire TV Stick（ファイヤースティック）を買う人が多いです。
一方、最近の4Kテレビには、動画配信用のアプリが最初からインストールされている機種が多く、「Fire TV Stickは必要ない」と考える人も少なくないようです。
本当にFire TV Stickは必要ないのでしょうか？またFire TV Stickには、HD用のモデルと4K対応の4K Maxがあり、「Fire TV Stick 4K Maxは必要か？」と悩む方も少なくないようです。
メインの使い方がインターネット経由での動画配信を観るということですので、動画配信を観ないのであればほぼ必要ないと言って良いでしょう。
動画配信を観るのであれば、使用しているテレビのスペックによってはあれば断然便利ですし、旅行先のホテルなどでも使いたいこともありますので、使い方次第ですね！
以下に解説します！
Fire TV Stickは必要ない？
Fire TV Stickが必要ないのか？それとも必要なのか？は、現在の状況やどのような使い方をしたいのかによりますので、いくつかのFire TV Stickがあると断然便利（＝必要）なパターンについて解説します。
動画配信アプリが十分ではないテレビ
旧型のテレビやハイビジョンテレビなどでは、動画配信アプリが全くインストールされていない、あるいはあってもアプリの種類が少ない機種があります。
このようなテレビを使用して動画配信アプリで視聴したいならば、アマゾンのFire TV Stickは断然おすすめです！
外部入力用のUSBポートがあれば、通常はFire TV Stickが利用できます（＊すべての機種を確認したわけではありませんので、念のため、取扱説明書などでご確認ください）。
Fire TV Stickには、アマゾンの商品販売ページに説明がありますように、Prime Video、YouTube、Netflix、ABEMA、TVer、U-NEXT、DAZN、Disney+、FOD、Apple TV+、NHKプラスなどの豊富なアプリがありますので、これを使えばほとんどの動画配信を楽しむことができます。
アプリがインストールされているテレビでも、これほどの種類のアプリが無い場合も多く、そのような機種ならばFire TV Stickを使う価値は十分にあります。
4Kテレビでも、3年以上前の機種は、案外インストールされていないアプリがあることが多いです。使いたいアプリをダウンロードしてテレビにインストールできることもありますが、そうではない機種であればFire TV Stickを使うことで解決できることが多いです。
レスポンスが遅いテレビ
パソコンでインターネット経由の動画配信などを視聴する時に、少し古いパソコンでは動作速度が遅く、操作をする度に少し待たないといけないという経験をしたことはないでしょうか？
インターネット経由で大量のデータが送られてきて、それをスムーズに表示できるようにプロセッサーが高速に処理しています。このプロセッサーの性能が十分でなければ、どうしても処理に時間がかかり、レスポンスが遅くなってしまいます。
これと同じことがテレビでもあり、搭載されているプロセッサーの性能によってレスポンスが異なります。
通常、上位機種の方が下位機種よりもプロセッサーの性能が高く、同じ程度のグレードの機種であれば古い機種よりも新しい機種の方がプロセッサーの性能が高い傾向があります。
これは長年使用したテレビを買い替えたりすると違いに気が付きやすいです。
2023年4月17日時点で最新のFire TV Stickは、2020年9月30日に発売された最新モデルで、かなりプロセッサーの処理能力が高く、快適に動画配信が楽しめます！
上位機種のFire TV Stick 4K MaxとFire TV Stick 4Kは、もちろんさらにプロセッサーの処理能力が高く、断然快適です！
したがって、現在使用しているテレビで動画配信を視聴する時に動作が遅いと感じるようであれば、Fire TV Stickを使用する価値は十分にあるでしょう。
実際、私も5年前の4Kテレビを使っていて、Prime VideoやYouTubeのアプリがインストールされているのですが、メニュー画面やコンテンツを視聴する時のレスポンスが悪く、Fire TV Stickを利用しています。
ホテルや外出先のテレビ（ホテルで使えないケースは？）
自宅で動画配信を視聴する機会が多い方は、外出時にホテルや親戚・友達の家のテレビなどで動画配信を視聴できないとストレスが溜まるかもしれません。
しかし、Fire TV Stickは簡単に取り外して持ち運ぶことができますので、外出先のテレビに取り付けて利用することができます。そうすれば簡単に動画配信を楽しむことができるでしょう。
もちろん、十分なスピードのインターネット回線は必要ですし、テレビがFire TV Stickに対応していることも必要です。
ホテルで使う場合は、設置されているテレビにHDMIポートが必要です。最近の薄型テレビであれば、ほとんどの機種にHDMIポートはあるでしょう。
またホテルのWiFiネットワークに、Fire TV Stickを接続する必要があります。最近は、ほとんどのホテルの部屋でWiFiが使用できるようになっていますが、まだ一部使用できない、あるいはスピードが遅い部屋もあるようです。
案外見落とされやすのが、Fire TV Stickの電源アダプターを差し込むコンセントがテレビの近くにあることです。ビジネスホテルの部屋では、コンセントが少ないこともよくあります。
車のモニター
最近は、車にモニターが搭載されていることが多く、これがUSBポートから映像信号を入力して表示可能であれば、Fire TV Stickを接続して使用できる可能性が高いです。
そしてモバイルルーターなどで、インターネット回線に接続し、十分な通信スピードが出れば動画配信を視聴できるでしょう。
車内で使用する場合も、Fire TV Stickの電源アダプターを接続して給電しなければなりません。車種によってはそのようなコンセントなどが無い場合もありますので、よく確認しましょう。
Fire TV Stickが必要ないのは動画配信を見ない人
Fire TV Stickのメインの使い方は、インターネット経由での動画配信を視聴することです。したがって、動画配信を観ないのであればほぼFire TV Stickを使い必要がないでしょう。
Fire TV Stick 4K Maxは必要か？
Fire TV StickはHD対応モデルと4K対応の4K Maxおよび4Kがあります。
Fire TV Stick 4K Maxの方が高性能で価格が高いです。4K画質の動画コンテンツに対応し、4Kの解像度のまま視聴できます。
またFire TV Stick 4K Maxは、解像度が4Kよりも低いハイビジョンテレビやフルハイビジョンテレビでも使用することができます。
4Kテレビは、地デジなどの4K未満の解像度のコンテンツでも4Kの解像度にアップコンバートして視聴できる機能がありますので、4KテレビにHD対応のFire TV Stickを使用して視聴することも可能です。
このように書くと、価格が安いHD対応のFire TV Stickで十分な印象を受けるかもしれません。
しかし、4Kテレビで使用するならば、やはりFire TV Stick 4K Maxの方がおすすめです！
HD画質のコンテンツをアップコンバートして4Kテレビで表示するよりも、4K画質のコンテンツを4Kテレビにそのまま表示する方が高画質な映像となるためです。
またプロセッサーの基本性能がFire TV Stick 4K Maxの方が優れているので、処理速度が高く、より快適に使えます。
ただし、フルハイビジョンやハイビジョンテレビで使用するならばHD対応のFire TV Stickでしょう。もし近い将来に4Kテレビに買い換える予定があるならば、その時を想定してFire TV Stick 4K Maxを選ぶ方が良いでしょう。
Fire TV Stick 4K Maxの方が高価と言っても、Amazonのセール時にはかなり割引になることが多く、価格差はかなり小さくなります。お買い得になるタイミングを狙って手に入れると良いでしょう。
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