メールを使っていると、基本的には毎日確認しますので、ログインしたい時にログインできないとものすごく困りますし、ストレスが溜まります。
niftyでは、突然メーラーでログインできなくなるトラブルが報告されています。いざという時にログインできなくて困らないようにする方法について紹介します。
niftyのメールにログインできない原因は?
私は、長年、niftyの会員で、メインのメールとセカンドメールを利用しています。先日、突然、Windowsパソコンの「Windows Live Mail 2012」というメーラー(メールソフト)でログインできなくなってしまいました。詳細はこちらの記事「niftyのメールに突然ログインできない!対処方法はこれ!」で紹介していますが、原因はnifty側でログインできないようにブロッグしていたためです。
Niftyは、セキュリティ上の理由から、ソフトウェアのメーカーがサポートを終了してしまったソフトウェアについては、その使用を止めて、ソフトウェアメーカーがサポートをしているソフトウェアへの変更を推奨しています。「Windows Live Mail 2012」はマイクロソフトのサポートが終了したために、niftyからブロックされてしまったわけです。
niftyのメールにログインできなくて困らないようにすること
ソフトウェアメーカーがサポートを終了したソフトウェアでのログインをブロックするということは、セキュリティをのことを考えれば止むを得ないでしょう。サイバー攻撃をする人々が作るウイルスや様々な脆弱性を狙った攻撃は、ある意味いたちごっこで、常にそれらに対応してソフトウェアのバージョンアップなどをしなければならないからです。
しかし、そのことが十分にnifty会員に周知されて無く、ある日突然ログインできなくなって困るということになるのはちょっと困りますね。
とりあえず今後は、ソフトウェアのサポート体制を定期的にチェックするようにしましょう。特にメールソフトのサポートの有無はチェックしておく必要があります。基本的にはどのソフトウェアでも、永遠にサポートが続くことはなく、いつかはサポートが終了するからです。
現時点で注意しておく必要があるのがOSであるWindowsのサポートです。まずWindows VistaとWindows 8はすでにサポートが終了していますので、使い続けるにはリスクが高いです。
マイクロソフトが提供するWindowsは、製品発売後の最低5年間のメインストリームサポートと、それに続く最低5年間の延長サポートの、合計最低10年間のサポートがあります。サポート期間が終了した後にそのままインターネットに接続して使用を続けるのはリスクが高いです。これまではメインストリームサポートが終了する前に、次のWindowsがリリースされていますので、通常は新しいWindowsを搭載したものを選べば10年近くサポートが受けられます。
Windows 7は、メインストリームサポートが2015年1月13日に終了し、現在は延長サポートが継続されている状況です。この延長サポートが2020年1月14日に終了します。
Windows 8.1は、メインストリームサポートが2018年1月9日に終了し、現在は延長サポートが継続されている状況です。この延長サポートが2023年1月10日に終了します。
これらのWindowsを搭載したパソコンを使用している場合は、サポートが終了した後は、niftyにログインできなくなる可能性がありますので、注意しましょう(*実際にログインをブロックするという措置をとるかどうかは発表されていません)。
niftyのメールにログインできるようにPCを新しくする
以上のことを考えると、OSであるWindowsは、サポートが終了したら新しいものに更新した方が良いでしょう。Windows 10の時は、ある期間はWindows 7やWindows 8などから無償アップグレードのサービスがありました。現在は、基本的には有償でアップグレードできます。有償の場合は、Windows 10の種類にもよりますが、15,000円以上します。
古いWindowsのパソコンにWindows 10をインストールする場合、ハードウェアの必要スペックを満たしていなければなりません。
最近は、SSDやメモリの価格も下がり、以下のバナーのように10万円以下でかなりハイスペックなパソコンが買えますので、Windows 10の価格を考えると、最初からWindows 10搭載のパソコンを買った方がトラブルも少なく、得策でしょう。
まとめ
ソフトウェアメーカーのサポートが終了した古いソフトウェアを使い続けることで、niftyのメールに突然ログインできなくなるトラブルを未然に防ぐための注意点について紹介しました。
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