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8Kテレビは必要か?4Kテレビは意味ない?テレビの大きさは?

8Kテレビ4Kテレビ・ビデオ

家電量販店に行くと多数の高画質なテレビが並べられていますので、最新のテレビが欲しくなりますね!

テレビの解像度の視点で見ると、8Kテレビ、4Kテレビ、フルハイビジョンテレビ、ハイビジョンテレビが販売されています。

テレビはおおよそ10年程度で買い換えることが多いので、せっかくならば良いテレビを買って長く使いたいと考える方が少なくありません。

そうすると一番解像度が高い8Kテレビを選ぶべきなのでしょうか?1つ下の4Kテレビでも良いのでしょうか?

ところが「8Kテレビは必要か?」、「4Kテレビは意味ない!」といった話を耳にすることもあります。

いくつかの重要ポイントを理解して選べば、買った後に後悔することを防げる可能性が高くなります。

わかりやすく解説します!

8Kテレビならば、シャープアクオスXLEDがおすすめです!価格と性能のバランスから他にライバルが見当たりません!


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8Kテレビは必要か?

8K、4K、ハイビジョンの解像度

前述のように8K、4Kというのはテレビの解像度(画素数)のことで、以下のような関係になっています。

8K:7,680×4,320=33,177,600(約3,300万画素)
4K:3,840×2,160=8,294,400(約800万画素)
フルハイビジョン(フルHD):1,920×1,080=2,073,600(約200万画素)
ハイビジョン(HD):1280×720=921,600(約920万画素)

4Kはフルハイビジョンの4倍、8Kは4Kの4倍でフルハイビジョンの16倍の画素数という関係にあります。

テレビで表示される画像は、多くの画素から構成されていて、画素数が多くなるほどきめ細やかな画像となります。

例えば4Kテレビならば、インチサイズが違ってもすべて画素数は同じですので、インチサイズが小さくなるほど画素の間隔が狭くなり、緻密な映像を表示できます。

反対にインチサイズが大きくなるほど、画素の間隔が広がり、キメの荒い映像になります。

この特性は、以降の解説において1つの重要なポイントになりますので、理解しておくと良いでしょう。

8Kテレビは必要か?大きさは?

85インチなどの大画面で8Kの解像度の映像を見ると、その映像のキメ細やかさは4Kとは明らかに違い、美しいです。それは画面に近づいて見るほどよくわかります。

フルハイビジョンの映像に比べれば4Kの映像は緻密で美しいのですが、さすがに85インチレベルの大きさになると画素の粗さが目立つようになります。

ここが8Kテレビの必要性を考える上での1つのポイントです。つまり、何インチのテレビで視聴するのかということです。

あるインチサイズのテレビを見た時に、画素の粗さが感じられず、十分にキメ細やかな映像であるならば、それ以上画素数を増やしても意味がありません。違いがわからないからです。

テレビメーカーも、もちろんこの特性を考慮し、8Kテレビを何インチ以上のテレビに設定するのかを決めていますので、参考になります。

シャープアクオスのもっとも小型の機種は2021年モデルの8T-C60DW1で、60インチ(60V型)です。2022年モデルでは、8T-C65DX1で65インチ(65V型)になっています。

つまり、60〜65インチが大きさとしては下限と考えているようです。

またテレビのインチサイズと最適な視聴距離には関係があるという前提があります。大きな画面でも無理なく画面全体が視野に入るような距離で視聴することを想定しているためです。

大きな8Kテレビや4Kテレビでも、画面に非常に近づいて観察すれば画素がわかります。そのような近距離が画面を見ることを前提とせずに、適切な視聴距離で見て十分に緻密な映像が見られれば良いということです。

ちなみに映画館の大きなスクリーンに投影される映像は、ほとんどが4Kの解像度です。あんなに大きい画面だから8Kでなければならないように思うかもしれませんが、あれだけ大きなスクリーンが無理なく視野に収まるような距離を取って視聴するので、4Kで十分なのです。

以上のことから、まず最初の結論として、60インチ未満のテレビならば8Kは必要ないと言えます。そもそも60インチ未満のサイズの8Kテレビは販売されていないので、買うことができません。

また実際に自分の目で確認してみるとわかりますが、適切な視聴距離から60〜65インチの4Kテレビと8Kテレビの解像度の違いを見分けるのは案外大変です。かなり視力の良い人が注意深く観て何とかわかるレベルでしょう。

つまり、ほとんどの人が気軽に見た場合に8Kと4Kの解像度の違いに気が付かない可能性があります。特に入力している映像が地デジ放送などの4K未満の解像度の信号で、それをアップコンバートして見る状況ならば、アップコンバートや倍速駆動などの高画質化処理のノイズもありますので、かなり見分けにくくなります。

ほとんどの人にとって、少なくとも70インチ以上にならないと8Kの解像度の価値が実感しにくいと考えて良いでしょう(*個人差はあります)。

ここまで考えると、もう一つ重要な結論が得られます。70インチ以上の大画面のテレビを自宅に置いて、最適な視聴距離で楽しめる人がどれだけいるのかということを考えると、かなりの少数派であるということなります。

70インチ以上のテレビはかなり大きいです。設置スペースも問題ですが、快適に見るためには十分に距離を取って前方から見られるようにテレビの前に遮るものを置かないような配置をしなければなりません。かなり広い部屋でないと無理でしょう。

テレビメーカーのサイトでは、最適な視聴距離を「画面の高さの3倍」としていることが多いです。70インチでは約2.6mなのですが、実感としては映画を観る時のようにかなり集中して画面を見る距離なのかなと感じます。

例えばテレビのニュースやバラエティ番組などのように、気楽に家族で見る時などのこの距離で画面を見るとかなり圧迫感がありますし、2人以上の人数で一緒に見る場合にももう少し離れた方がリラックスできます。

そうなるとかなり広い部屋でないと70インチ以上のテレビを視聴することは難しいでしょう。

したがって、ほとんどの人にとっては4Kテレビで十分ということになります。

8Kテレビがおすすめ?

前述の解説から、「8Kテレビが断然おすすめ!」という状況も自然に導かれます。

まず70インチ以上の大型テレビを選ぶ時です。大きくなるほど8Kが有利になることは間違いないでしょう。シャープに限らず、ソニーももっとも大きいサイズのテレビ(*北米や中国向けの機種もあり)に8Kテレビをラインアップしていることからも納得できます。

さらに8K放送などの8Kコンテンツを受信して画面に表示する場合にもっとも強みを発揮します。

日本では、8K放送を受信して視聴するために8K用のアンテナなどを追加工事で設置しなければならないことが、8K放送の普及の妨げになっています。

現時点では8K放送以外に8Kのコンテンツがほとんど無いことも8Kテレビの売れ行きが悪い原因です。

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4Kテレビは意味ない?何インチから意味ある?

前述の8Kテレビの必要性についての議論とほぼ同じことが4Kテレビにもあり、「4Kテレビは意味ない」といった意見もよく聞かれます。

解像度の特性から、同様にある程度以下のインチサイズではフルハイビジョンと違いがわかりにくくなり、反対にある程度のインチサイズ以上では4Kの価値がわかりやすくなります。

大きさの下限については、テレビメーカーのラインアップを見ることでおおよそ理解できます。

2022年モデルの主要メーカーのラインアップを見ると、もっとも小さい4Kテレビは42インチです。42インチ未満ではフルハイビジョンまたはハイビジョンの解像度になっています。

したがって、42インチ未満のテレビでは4Kの意味はほとんどなく、販売されていないので購入することもできないということがわかります。

またテレビメーカーとしては42インチ以上ならば4Kの意味があると考えていることもわかります。

8Kテレビの時も下限付近の大きさでは、8Kと4Kの違いは視力の良い人が注意深く観ないとわかりにくいレベルでしたが、4Kとフルハイビジョンの違いについても下限の42インチ付近では同様です。そして50インチ以上になるとかなりわかりやすくなります。

ただし、現在販売中のフルハイビジョンの解像度で50インチ以上の機種は見当たらず、店頭で実際に比較することはできないでしょう。ただし、ある程度の年齢上の方ならば、昔販売されていたフルハイビジョンの大型テレビを見た経験がある方もいらっしゃるので、その画素の粗さを記憶しているかもしれません。

下限付近で4Kとフルハイビジョンテレビのどっちがおすすめか?具体的には42インチの4Kテレビと40インチのフルハイビジョンテレビのどっちがおすすめか?ということについては、設置スペースと視聴距離、および予算の点で許容されるのであれば4Kテレビをおすすめします。

その理由は、4Kテレビの方が様々な高画質化機能が搭載されていて、プロセッサーの性能も高く、高画質な映像を楽しむことができるからです。またプロセッサーが高性能であるためにネット配信動画などを見る時の計算処理も速く、サクサク動きます。

過当競争によりテレビメーカーの収益も厳しく、4Kテレビは高画質を求めるユーザー向けに性能を向上させていますが、フルハイビジョン・ハイビジョンテレビについては低価格化を優先して画質・機能等を省略・スペックダウンさせているためです。

これは家電量販店などで画面の反射防止処理の違いを見るだけでもすぐにわかります。安いハイビジョンテレビは、画面の反射防止にコストをかけてなくて、正面に比べて斜めから見た時の反射がかなりあることがわかります。これだけでも高画質なテレビを求めるユーザーにとってはかなり不満に感じるでしょう。


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おすすめの8Kテレビ・4Kテレビ

8Kテレビについては、以上の解説からわかりますように大型のテレビでなければ意味がありません。最初に欲しいインチサイズから決めれば、対象となる機種がかなり絞り込まれますので、選びやすくなります。

現時点では、8Kテレビにもっとも力を入れているのがシャープですので、基本的にはアクオスがおすすめです。75インチならばほぼ自動的に8T-C75DX1ということになります。


8Kテレビ比べて4Kテレビは各社から多くの機種が販売されていますので、好みに合わせて選べばよいのですが、この場合もまずは欲しいインチサイズを決めてから探した方が候補をかなり絞り込めますので効率良いです。

次に有機ELテレビにするか液晶テレビにするかを決める必要があります。詳しくはこちらの記事で有機ELテレビと液晶テレビを比較しています。

売れ筋の50〜65インチでは、いろいろな機種があり、本当に選び放題です。

高画質で値段も手頃な機種として、レグザ55Z870Lを挙げておきます。


他にもいろいろと良いテレビはあります。

難しいのが4Kテレビの下限ギリギリの42インチのテレビ選びです。テレビメーカーの過当競争により、42〜43インチの液晶テレビは、高画質化・高機能化よりも低価格化が優先され始めていて、液晶テレビの上位モデルには42〜43インチがありません。

反対に有機ELテレビは、これまで55〜65インチが中心であったのですが、シェア拡大のために昨年は48インチ、そして2022年は42インチを投入してきました。

そのため単純に42インチの4Kテレビを比較すると有機ELテレビの方が高画質な印象があります。そこでソニープラビアの42インチ有機ELテレビをおすすめします!


設置場所と視聴距離に相応しいベストなテレビを見つけましょう!

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