有機ELテレビや液晶テレビの価格が下がり、これまでよりも大型のテレビを選ぶ方も増えています。
大型テレビでは4Kの解像度が普通となり、フルハイビジョンよりもきめ細やかな美しい映像を楽しめるようになっています。
日本の住宅事情では、欧米に比べてあまり大きなテレビは「大きすぎる」ということもあります。まずは設置する部屋に丁度よいサイズを確認することから始めましょう。
その結果、55インチが丁度よいということになれば、お買い得の機種が多いので好みのものを選べます!
すぐにおすすめの機種を知りたいという方には、以下の3機種を選べば満足できるでしょう!
【有機ELテレビ】
レグザ55インチ4K有機ELテレビ55X9900N!REGZA史上最高の画質を実現した2024年モデルの有機ELテレビのフラッグシップモデルです!ここまで価格が下がっています!
【液晶テレビ】
レグザの2023年のミニLEDと量子ドット搭載モデルがかなり値下がりしています。
ミニLEDと量子ドット搭載モデルで安いのは、ハイセンスのU8Nです!高コスパですね!
さらに詳しく紹介します!
買ってはいけないテレビメーカーについてこちらの記事で紹介しています。
テレビの55インチのおすすめは?安い?有機ELは?
55インチのテレビがおすすめな理由
55インチの液晶テレビと有機ELテレビは、機種が豊富で冷静に見るとお買い得感が高いことが多いです。これにはテレビメーカーおよびテレビ用のディスプレイパネルメーカーの事情が関係しています。
ソニーやパナソニックなどもテレビメーカーは、自社内でテレビ用のディスプレイパネルを製造してなく、中国、韓国、台湾のディスプレイパネルメーカーから調達しています。
ディスプレイパネルメーカーでは、多額の投資をして大型の基板から製造し、そこから複数個のディスプレイパネルを切り出して販売します。
一般にディスプレイパネルは大型の方が高く売れるのですが、大きいディスプレイパネルは大型基板から取り出せる個数が少なくなります。また大型基板を有効に活用するために、最適なサイズというものがあります。さらに需要を考えると、55インチが量産されやすいという事情があります。
テレビは、日本国内では32インチなどのより小さなサイズの方が販売台数的には多く売れているのですが、小型になるほど画質などの性能で差別化しにくく、価格競争に陥り、収益が厳しくなります。またテレビもインチサイズが大きくなるほど高い価格で売れます。
高画質などの性能をアピールしやすく、ある程度高く売りやすく、ディスプレイパネルメーカーからも調達しやすい55インチのテレビに多くのテレビメーカーも注力するため、魅力的でお買い得な機種が多くなる傾向があります。
したがって、テレビを設置する部屋に55インチが丁度よいならば、おすすめということになります!
型落ちは安く買える!
ほぼすべてのテレビメーカーのラインアップで共通していることは、上位機種の方が下位機種に比べて高画質・高性能で価格が高いということ。毎年のフラッグシップモデルが最高画質・最高性能で、それを基準に何らかの点でスペックダウンして、価格を下げています。
通常、テレビは7〜10年使うことが多いので、あまり価格を重視しすぎて下位機種を買うよりも、ある程度満足できるレベルの画質・性能に優れた上位機種を選ぶことをおすすめします。
そこで、もっともおすすめするテレビを安く買う方法は、「型落ち」になった前年の上位機種を買うという方法です。
上位機種は、ほとんどのテレビメーカーで毎年新型が発売されます。発売時がもっとも価格が高く、その後、価格が下がり、後継機種が発売されて「型落ち」になる頃には2〜3割程度安くなることが珍しくありません。わずか1年でここまで安くなるわけですので、価格が下がった頃を狙えばかなりお得です。
有機ELテレビ55インチのおすすめは?
テレビの価格が下がり、テレビメーカーも収益が厳しくなる中で、有機ELテレビをラインアップの中のフラッグシップモデルに設定し、最も高額の価格設定とすることがほとんどです。
フラッグシップモデルですので、画質も各テレビメーカーを代表する最高レベルのものです。それでもここ数年でかなり価格が下がり、販売台数が伸びているようです。
サイズのバリエーションは、65インチ以上と55インチというパターンが多く、価格的にもより小さな55インチはお手頃な価格になっていることが多いです。
グレード的には有機ELテレビのラインアップを作り、上位機種と下位機種の2機種以上の展開にしているメーカーもあります。ここでは上位機種の中から、かなり価格も下がってきている2機種を紹介します。
もっともお買い得感があるのがレグザ55インチ4K有機ELテレビ55X9900N!REGZA史上最高の画質を実現した2024年モデルの有機ELテレビのフラッグシップモデルです!ここまで価格が下がっています!
REGZAは、様々な高画質化処理する機能が業界でもトップクラスです。その処理を高速で行う最新の映像エンジン「レグザエンジンZRα」を搭載している点が、下位機種との違いです。
レグザは、2022年のブランド別国内シェアトップになりました。その要因の1つと考えられるのは、同程度のスペックの競合メーカーのテレビと比べて安くてお買い得であることが多いことです。
55X9900Mも、競合メーカーの有機ELテレビの上位機種と比べてみるとわかりますが、お買い得感が高いです!
次におすすめなのは、ソニーブラビアの4K有機EL有機テレビXRJ-55A80Kです。ソニーブラビアの2022年モデルの有機ELテレビのラインアップでは、A95Kシリーズがフラッグシップモデルですが、これはQD-OLEDという新しい方式のディスプレイパネルを搭載したモデルです。そのためA95Kシリーズを除外するとA80Kシリーズが最上位機種となります。
ソニーブラビアは、レグザ、パナソニック、シャープと比べて断然世界シェアが大きく、ブランド力が強いです。そのベースにあるのは高い技術力です。
したがって、ソニーブラビアの上位機種であれば、画質・性能面では安心できますね。反面、ソニーブラビアは価格が高めというイメージがあったのですが、前述のように高いシェアを持っていますので、最近はかなり価格も下げてきています。上のリンクから確認できます!
液晶テレビおすすめの55インチは?
液晶テレビは、フラッグシップモデルにミニLEDを搭載したメーカーが複数あります。高画質・高性能で魅力的なモデルがあるのですが、価格が高いのが悩ましいところです。
例えば、ソニーの2024年モデルのK-55XR70も魅力的なモデルなのですが、さすがに高いですね・・・。
レグザ55Z870Nと比較すると、やはりレグザの方がかなりお買い得感があります!
さらに2023年モデルレグザ55インチ液晶テレビ55Z870Mとなるとかなり値下がりしています!
2024年モデルのレグザの液晶テレビのフラッグシップはZ970N seriesで、65インチと75インチのみです。55Z870Nは、これらに比べて映像エンジンなどをスペックダウンしたモデルです。また量子ドットも搭載した広色域モデルです。
ミニLED非搭載で従来のLEDを搭載した直下型部分駆動モデルでは、より安いモデルがソニーブラビアとレグザにあります。直下型部分駆動は、2021年モデルまでの両社の液晶テレビのフラッグシップモデルで採用されていた方式ですので、ミニLEDに劣るとは言え、かなりの高画質です。
ソニーブラビアならば、XRJ-55X90Kです。
REGZAならば、55Z770Lです。
これらは価格的にも近いので、優劣はつけ難く、好みで選んで良いでしょう。
テレビ55インチで安い高画質の高コスパモデル
テレビはブランド力によって、平均販売価格が変わる傾向があります。日本では、SONYやPanazonicなどの日本メーカー、SHARPやレグザのようなかつて日本メーカーであったブランドが強いです。
反面、ブランド力が低いメーカーのテレビはお買い得になることが多いです。お買い得でも、性能が低いテレビを選ぶのはおすすめできません。後悔しないようにある程度以上のテレビが断然おすすめです!
ハイセンスU8N
ハイセンスの2024年モデルでは、U9Nシリーズがフラッグシップモデルなのですが、大型の65インチと75インチラインアップされていないため、55インチではU8Nがハイエンドモデルになります。
画面サイズが大きくなるほど、わずかな画質の違いが目立つようになるため、65インチ以上のテレビにはより高度な技術が導入されるためです。
逆に言えば、55インチならばそこまで高価な技術を用いても違いがわかりにくいということ。つまり、55インチの画面で見るならば十分な画質になっています。
2024年時点の液晶テレビとしては、量子ドットとMiniLEDバックライトという最先端の技術が駆使されており、トップレベルの画質です。
それなのにこの価格ということは、正直言って衝撃ですし、ライバルメーカーが気の毒に感じてしまいます。間違いなくお買い得の高画質&高性能テレビです!
ハイセンス55U7N
前述のU8Nは、量子ドット&MiniLEDバックライトを搭載したテレビとしては衝撃的な安さですが、それでも10万円以下のテレビが欲しいという方もいらっしゃるでしょう。
55U7Nならば格段に安くなっています。さすがに同程度の性能ではなく、量子ドット&MiniLEDバックライト非搭載になりますが、倍速駆動でキレイな映像が楽しめます!
LG有機EL OLED55C2PJA
世界で販売されている大型有機ELテレビ用のディスプレイパネルは、LG Displayがほぼ独占的に生産・供給しています。
QD-OLEDを除けば、日本メーカーの有機ELテレビにもLGのディスプレイパネルが搭載されています。
それだけにLGの有機ELテレビは、信頼性が高く、性能も優れたものです。さらに有機ELテレビ用のディスプレイパネルを生産・供給しているメーカーですので、お買い得な価格に設定されているものが多いですね!
例えば、LGのC2は、コスパが高く、競合メーカーと比較してもかなり安いです!2022年モデルですので在庫限りです!
有機ELテレビとしては、かなりの安いはずですが、時期によって価格は変化するので、確認してみましょう!
55インチテレビ4Kで激安はこれ!
安さ重視で選びたいならこちらのモデルがおすすめです!
ハイセンス55E6K
ハイセンスのE6Gよりも性能向上して発売された2023年モデルです!
E7Hよりも下のモデルなので、価格は激安です!
TCL 55P747
AlgoエンジンII搭載のTCLの2023年モデルが安くなっています!
Amazonでも売れていますね!
買ってはいけないテレビメーカーについてこちらの記事で紹介しています。
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