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テニススクールの中級から球際に強くなる方法

投稿日:2018年10月13日 更新日:

テニススクールの中級レベルの人と上級レベルの人を比較すると、明らかにショットの安定性に差があります。上級者の方が安定したフォームで繰り返しボールを打ち、ミスショットが少ないです。試合などでも厳しいボールが来ても粘ってなんとか返すシーンが多いです。いわゆる球際の強さが中級者よりも勝っているようです。そんな球際に強くなる方法について紹介します。

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テニススクールの中級から球際に強くなる方法

テニスの「球際に強い」とはどのような意味でしょうか?かなり広い意味で使われているようですし、人によっても解釈に幅があるようです。ここでは相手の打ったボールが、自分が走って行って何とか打てそうなギリギリのところに来た場合や、速いボールがボディめがけて来て、それをかわしながらギリギリ打ち返せそうな場合などについて「球際」と言うこととします。つまり、ほとんど動かずに自分の打点で打てるような楽なボールではなく、必死に動いてギリギリ打てそうな「際」の状況です。さらにそのようなボールを決めさせずに、粘り強く返球すること、相手が優勢な状況からイーブンな状況に戻すことを「球際に強い」と言うこととします。

テニススクールの初級の頃は、コーチが打ちやすい所へ、ゆるいボールを打ってくれることが多く、余裕を持って打てることが多いでしょう。中級になると、フットワークの強化を意識して、コーチも頑張ればギリギリ打てる程度の所へ、すこし厳しいボールを出すようになってきます。中級になったばかりの人は、フットワークが十分ではなかったり、次のボールに対する準備ができてなくて、反応が遅いことが多く、体幹が傾いて打ってしまう、乱暴にラケットを振ってしまうなどの対応がよく見られます。

上級者になるためには、この球際の対応をレベルアップし、安定性とショットの威力を向上させる必要があります。そのポイントは、以下の2つです。

1.フットワークとラケットコントロール
2.ショットの選択と打つコース

順番に解説していきます。

球際に強くなるためにフットワークとラケットコントロール

私は、中級に上がったばかりの頃に、コーチによく言われたのが、「短いボールを打つ時に前のめりになって打っている」ということでした。なぜそのようになってしまうのかを自分なりに分析してみた結果、相手が打ったボールに対して、自分が打つ時のポジションを早く決めすぎて、そこから足が動かなくなってしまうことが原因でした。これは初級者にはよくあることで、「早くテイクバックして準備しろ!」と言われると、あまりに早いタイミングで足の位置を決めすぎてしまうようです。さらに相手の打ったボールに対する予測精度が低いと、自分が思っていたよりもボールが伸びてこなかったりすることが多く、その場所でなんとか打とうとするのでつんのめってしまうということです。

これを改善するには、テイクバックは早くするにしても、足を位置を決めるのは早くし過ぎず、球筋を予測しながらギリギリまで自分の打点で打てるようにフットワークを使って移動することが必要です。漫然とボールを眺めるよりは、ボールがどこで着地し、どのようにバウンドしてくるのかを予測するようにするとより良いでしょう。

自分の打点で打てそうもなくて差し込まれると、反射的に乱暴にラケットを振ってしまうことがあります。そんな時はほとんどの場合、どこにボールが飛んでいくのか分からないですし、そもそも相手コートに入らないことが多いでしょう。上級者はギリギリまで丁寧にラケットをコントロールし、面を作り、必ずしもスイングし切れなくてハーフスイングになってしまっても、ボールを相手コートに返そうとします。そのような努力をすれば、ミスショットが減り、ショットが安定してくるでしょう。

(*フットワークの練習については、こちらの記事「テニスのフットワークを鍛える方法!中級レベルからできる」をご覧ください)


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球際に強くなるためのショットの選択

「球際に強くなる」ためには、ショットの選択が重要です。これには2つの視点があります。1つは打ち返すのが難しいボールを、ベストショットで打ち返そうとするのはナンセンスで、確率の高い打ち方で打ち返すということ。もう1つは、相手有利の状況から、可能であればイーブンな状況に戻せるようなショットを適切なコースに返すことです。

トッププロの試合を見ていてもよくある例では、バック側ギリギリに打たれたボールをスライスで返球するパターンです。バック側ギリギリに来たボールをハードショットして良いコースに打ち込もうとするのはかなり確率が低く、スライスでつなぐという選択が妥当です。さらに低くバウンドさせて、相手に低い打点で打たせることで攻め込まれないようにさせることができます。(シングルスの試合であれば、)一般に相手側コート中央の深くへ返せば、相手は大きく角度をつけたコースには打ちにくいので良いケースが多いです。

またフォア側に難しいボールが来た場合に、ムーンボールやロブで深く返し、相手にできるだけ高い打点で打たせるようにすることで、攻め込みにくくすることもできます。

このショットで決める必要はなく、まずは返球し、相手に攻め込みにくくすれば上出来です。確率良く返球でき、相手が攻め込みにくいようなショットとコースを選択し、練習しましょう。

(*深く、山なりのボールを打ち返す方法については、こちらの記事「テニススクール中級の深いボールの返し方は4つある!」で紹介しています。)

まとめ

テニススクールの中級から球際に強くなる方法について紹介しました。自分が劣勢になったところからしのいで、挽回できるポイントが少しでも増やせれば、着実に強くなれるでしょう。

テニスが上達するコツについては、こちらの記事「テニスが上達するコツを伝授!上手くなりたい人は必見!」にまとめましたのでご覧ください。

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