テニスは生涯楽しめるスポーツです。近所のテニススクールに入れば、週に1回など定期的にテニスができるので、多くの人がテニススクールに入ります。テニススクールには初心、初級、中級、上級などのようにレベル別にクラス分けされていますので、いつかは上級クラスに昇格したくなりますね。
テニススクールで上達する方法!まとめ!上手くなりたい人必見
テニススクールで上級レベルに誰でもなれる?
部活やサークルなどで本格的にテニスをやった経験の無い方で、大人になってからテニススクールでテニスを始めた方でも、通っていれば上級レベルになれるのでしょうか?週に1回のレッスンでは、それなりの年数がかかりますが、基本的には誰でもテニススクールの上級クラスに昇格できる可能性はあります。一般クラスの上級クラスとは、通常の人が到達できないほどの絶望的なレベルの世界ではなく、上級者として必要な一通りの基本が習得できれば到達できるレベルだからです。
大人になってからテニスを始めて、週に1回テニススクールでレッスンを受けるような方々は、プロを目指しているわけではありませんので、楽しみ方は人それぞれです。現在所属している中級のクラスの人々と仲が良くなり、楽しいからという理由で、コーチから上級クラスへ昇格の許可が出てもそのまま中級クラスに留まることを希望する人もいます。また必ずしも技術的にレベルアップしなくても、思いっ切り身体を動かして汗をかければ良いという人もいるでしょう。
しかし、せっかくレッスンを受けるわけですので、レベルアップしたいという方も少なくありません。無理な目標ではありませんので、上級クラスを目指しましょう!
テニススクールで上級クラスに昇格するためには?
テニススクールによって違いはありますが、通常はレベルごとに習得すべき技術的な目標があります。それらを習得しないと上級クラスに昇格できませんので、各レッスンの意味・目標を理解し、練習しましょう。具体的にはフォアハンドストロークとバックハンドストロークをスピンとスライスで安定して打てることが必要です。ボレーやサービスなどの他のショットも一通り安定して打てることが求められます。単純に打つだけでなく、スプリットステップをしっかり行い、コースを狙って打てなければいけません。
中級以下でありがちなのが、以上のことを自分だけの世界で行ってしまうことです。テニスは対人競技ですので、相手の動きをよく見て、予測をしながらそれに対応していくことが必要です。上級に昇格するためには、これらができることも必要です。練習中にストロークを打った後、動きが止まってしまい、スプリットステップをせずに、相手のボールがネットを越えそうなタイミングで慌てて動き出したり、反応できなかったりしているようでは上級クラスには昇格させてもらえないでしょう。私もレッスン中に動きが止まってしまうとコーチによく指摘されました。そんなところをコーチはよくチェックしています。
各ショットを打つための自分のフォームを身に付け、さらには相手の動きをよく見て次のボールを予測し、素早く反応できるようになりましょう。特にバックハンドやボレーなど、特定のショットで著しく苦手なものがある場合は、まずはそれを安定して打てるように練習しましょう。
テニススクールの上級クラスよりも上がある
何の世界でも「上級」と言われると気分が良いですし、高みに到達したような気分になります。前述のようにプロを目指しているわけではありませんので、自分なりに楽しめればそれで良いです。しかし、勘違いをして後で恥をかかないように、「テニススクールの上級レベルよりも上がある」という事実は十分に認識しておいた方が良いでしょう。
例えばテニススクールによって名称は異なりますが、上級クラスの上に「トーナメントクラス」というレベルのクラスが設定されていることがよくあります。上級クラスの方からさらにコーチの認定を受けて初めて入ることができるクラスで、テニス大会などで勝つためのより上のレベルのテニスを目指します。
また上級クラスの人よりも、高校・大学・社会人のテニス部・テニスサークルで、週に何日も練習し、多くの大会で勝ち進んでいるような方々の方が、通常はテニススクールの上級クラスの方々よりも試合経験が豊富で、強いです。つまり、アマチュアでもテニススクールの上級よりも上のレベルの方々は多数いらっしゃいますので、テニススクールの上級クラスに昇格したからと言って、自分の実力を過信しない方が良いでしょう。そもそもいつも圧倒的にレベルが上のコーチから指導を受けているわけですので、謙虚な態度でアドバイスを受け、練習に励んだ方が印象が良いでしょう。
まとめ
大人になってからテニススクールに通い始めた人には、上級クラスは次元が違うほど高いレベルと感じるかもしれませんが、練習を積めば到達できるレベルです。いつかは到達できるように目指しましょう!
テニスの試合で勝つために相手を翻弄することについてこちらの記事で紹介しています!
コメント