テレビをパソコンモニターとして使う!デメリットは?違いは?

モニター4Kテレビ・ビデオ

最近は高画質の4Kテレビも安くなってきましたので、これをパソコンモニター(PCモニター)と兼用にしてみたら良いのではと考える人も少なくないようです。

またゲーム用に高性能なゲーミングモニターを使い込んでいる人は、これでテレビを見れないかと考えることもあるようです。

要するに大きなディスプレイを兼用にしてしまえば、スペースもお金も節約できて両方の用途で楽しめるのではないかということです。

結論から言えばできなくはないですが、兼用するよりも2台の独立したディスプレイとして併用する方が便利です!

*ハイスペックなモニターがいろいろあります!


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テレビをパソコンモニターの違い・特徴

テレビは、言うまでもなくテレビ放送を受信して表示する機器です。パソコンモニターは、パソコンから出力される映像信号を表示する機器です。

このような用途の違いから、スペック(仕様)にも違いがあります。それぞれ価格競争が厳しい分野ですので、必要なスペックに絞り込んでレベルを高く、価格を安くしないと売れないためです。

何でもかんでも搭載したら価格が上がり過ぎてしまいます。実は、(たぶん)15年ぐらい前にはテレビが観られるデスクトップパソコンは販売されていました。しかし、あまり需要がなく、価格もその分高いので売れなくなり、販売終了となったようです。

テレビとパソコンモニターの違い・特徴について以下に簡単にまとめます。

テレビの特徴

チューナーが内蔵されていて、地デジなどのテレビ放送を受信して表示できる。

最近はインターネット動画配信のアプリもインストールされているものが多く、これらの映像も楽しめる。

最大の特徴は、これらの映像を高画質化する機能が搭載されている。外付けのブルーレイディスクレコーダーなどからの映像信号についても同様に高画質化して楽しめる。

映画やコンサートなどを高画質映像とともに優れた音響で楽しめるようにスピーカーシステムも搭載されている。

最新の上位機種は、PS5などの4K・120Hzの映像入力に対応し、遅延の少ないゲームモードも搭載している。

映像信号は、HDMIケーブルで入力するものがほとんどである。

4Kテレビは42インチ以上であることが多く、それ以下では解像度はフルハイビジョン以下。

パソコンモニターの特徴

チューナーは非搭載で、地デジなどのテレビ放送をそのままでは観られない。

基本的にはパソコンから出力される映像信号を表示するもので、入力映像信号を高画質化する機能は通常は非搭載。スピーカーも非搭載であることが多い。

低遅延で、入力映像信号を素早く表示できる。

パソコンでワードやエクセルなどをする際に目を疲れにくくするために、画面の反射を防止する処理がされている。通常はAG(アンチグレア)処理がされているものが多い。

HDMI端子を搭載しているものが増えているが、DisplayPort(ディスプレイポート)やD-Subなども搭載されているものが多い。

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テレビをパソコンモニターとして使うデメリット・メリット

【メリット】

テレビとパソコンをHDMIケーブルで接続すれば、通常はパソコンの画面をテレビに映すことができるので、少なくともモニターとして使うことはできます。

その結果、1つのディスプレイでテレビとモニターの両方の用途で使うことができますので、設置場所の節約になります。またモニターを持っていないのであれば、モニターの費用も節約できることになります。

4Kテレビを使用した場合は、画素数が格段に多く、画面が広いため、WordやExcel、PowerPoint、メールソフトなどの複数のウインドウを並べて表示できます。

【デメリット】

様々な高画質化機能を搭載している機種では、それらの画像処理に時間がかかるため、遅延が生じやすくなります。

もっとも気になるのは、マウスを操作した時のポインターの動きです。これが遅延したり、動きがスムーズでない場合はかなり使いにくくなります。

テレビによっては、これらの高画質化機能をオフにして遅延を少なくできます。しかし、パソコン画面を映す度に設定を変更することになるとかなり面倒です。自動で切り替える機能があると便利です。

画面サイズと視聴距離の関係から、最適な距離で使用することが難しい場合があります。

テレビメーカーの説明によると、テレビの最適な視聴距離は、表示画面の高さの3倍程度とされています。実際にこの距離で観てみると、かなり画面が近い気がします。映画などをしっかり集中して観るような時の距離と考えて良いでしょう。2人以上でもっと気楽にバラエティなどを見る場合は、もう少し離れた方が見やすいです。

ちなみに40V型のテレビでは、画面の高さは約50cmですので、テレビメーカーの言う最適な視聴距離は約1.5mになります。通常の机では、テレビを置いてこの距離を確保し、机に向かうことはできないでしょう。そんなに奥行きのある机は滅多にありません。

仮にWordやExcelなどを使う時にはもっと近づいて使うとしても、40インチ以上の画面ではかなり圧迫感があります。そして、テレビとして視聴する時にはもっと下がってみないといけないということになります。

ちなみに32V型では、画面の高さが約39cmなので、約1.2mが最適な視聴距離ということなります。この距離を机の上で確保するのも難しいでしょう。

さらに小さいサイズになると、解像度が1366×768程度になることが多く、パソコン用モニターよりも低い解像度になります。またそのようなテレビは画質も低く、テレビ放送が観られるということ程度しかメリットが感じられないような気がします。


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テレビをモニターにするよりマルチがベスト

以上のテレビとモニターの違い・特徴、テレビをモニターとして使うメリットとデメリットを考慮すると、積極的にそのような使い方はおすすめしません。もちろん、メリットもありますので、そのような使い方を否定するわけではありません。

やはり、ベストな方法はテレビとパソコン用モニターの両方をそれぞれ用意して使うことです。

テレビのニュースを聞きながら、パソコンで作業をするなんてことも多くの人がよくやることでしょう。必要があれば、パソコンのモニターを2台使うような人もいますし、デスクトップとノートパソコンの両方を使う人も少なくありません。

タブレットやスマホも同時に使用したりすることも珍しくありません。つまり、ディスプレイ数が多い方が多様な使い方が可能で、作業効率が上がることが多いです。

テレビも2人以上で観ることがあるならば、モニターとして占領するよりは、テレビとしていつでも観られるような使い方が便利です。


一人暮らしでテレビをモニターにする?

一人暮らしならば、テレビを観るのも一人なので、テレビをモニターとして使うのがおすすめでしょうか?

結論は上で述べたことと同じで、ベストな方法はそれぞれ用意することです。確かに、スペースの都合上、兼用できると設置場所を節約できるということはあるかもしれません。

それでもテレビを壁掛けにしたり、テレビスタンドを使うなど、設置方法を工夫するなどによって場所を確保できれば、モニターの置き場所も確保できるでしょう。それも難しいようでしたらノートパソコンにするという方法もあります。

最近はモバイルモニターも安くなっていますので、必要な時だけ設置し、使わない時にはしまっておくということもできそうです。


チューナーレステレビについてこちらの記事で紹介しています。

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