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4K HDMIケーブルの違いは?プレミアムHDMIケーブルとは?

投稿日:2018年4月26日 更新日:

テレビは年々大型化し、4Kが普及し始めています。気軽に高画質の映像が楽しめる時代になってきましたね。テレビがハイビジョンから4Kになると、それに対応したHDMIケーブルで接続するように取り扱い説明書に書かれているのをよく見かけます。HDMIケーブルはハイビジョンテレビの頃から使用されていますが、どうやらHDMIケーブルにも種類があって、状況によっては4K対応のHDMIケーブルを使用しないといけないようです。少々複雑ですので、以下に解説します。

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4Kを観るためのHDMIケーブルとは?

HDMI(エイチ-ディー-エム-アイ)とはHigh-Definition Multimedia Interfaceの略で、映像・音声をデジタル信号で伝送するデジタル家電向けのインタフェースの標準規格です。2002年12月にHDMI 1.0の仕様が策定されました。

その後、バージョンアップが繰り返され、2005年にHDMI 1.2、2006年にHDMI 1.3、2009年にHDMI 1.4、2013年にHDMI 2.0、2017年にHDMI 2.1が発表されています。HDMI 1.4が発表されてからかなりの年月が経過していますので、販売されている新品のHDMIはほとんどがHDMI 1.4以降のもののようです。したがって、中古の古いHDMIケーブルを使用する場合を除けば、通常はHDMI 1.4以降のケーブルについて理解しておけば良いでしょう。以下にHDMI 1.4以降のケーブルについて紹介します。

1.HDMI 1.4ケーブル

伝送速度10.2Gbps、最大解像度4096×2160・24p、3D映像に対応。バージョンの他にケーブルカテゴリーというものがあり、HDMI 1.4は「ハイスピード」です。

2.HDMI 2.0ケーブル

伝送速度18Gbps、最大解像度4096×2160・60p、HDRに対応。ケーブルカテゴリーは「ハイスピード」です。しかし、HDMI Licensingが2015年頃から、4K/Ultra HD伝送に対応したHDMIケーブルの「プレミアムHDMIケーブル(Premium HDMI Cable)」認証を開始しました。これはHDMI 2.0と同等なのですが、「Premium High Speed HDMI Cables」のロゴを使い、4K/UHD対応であることが分かりやすくなりました。

3.HDMI 2.1ケーブル

2017年1月4日に発表された最新のHDMI規格で、伝送速度48Gbpsで8Kに対応します。ようやく4Kの時代となりましたが、8Kが普及するのはまだまだ先の話で、多くの人にはしばらく関係がないでしょう。

以上より、4Kを楽しむならば基本的にはHDMI 1.4以降の「ハイスピード」タイプを選べば良いのですが、60P・HDRをフルに活かすのであれば、HDMI 2.0のプレミアムHDMIケーブルが必要となります。

プレミアムHDMIケーブルでUltra HDを観る

プレミアムHDMIケーブルが必要となるのは、HDR対応の4K・60pの映像信号を伝送する時などです。具体的には、パナソニックのブルーレイディスクレコーダーDIGA UBZ1(DMR-UBZ1)でULTRA HDプレミアム(いわゆる4K ブルーレイ)のソフト(コンテンツ)を再生し、4K VIERA EX850シリーズなどで表示する場合などです。

4Kテレビは普及し始めていますが、まだまだ4Kのコンテンツはそれほど多くはありません。現状では4K ブルーレイを対応のプレーヤーで再生し、広色域・HDR対応の4Kテレビで観ると最高の画質を楽しむことができます。そのためには最高の画質の映像信号を伝送できるプレミアムHDMIケーブルが必要というわけです。プレミアムHDMIケーブルよりも伝送速度の低い、下位のHDMIケーブルで接続してしまうと、広色域・HDR・高フレームレートなどが十分に活かされず、画質が低下することがあります。

この4K Ultra HD Premium対応の構成の映像は本当に素晴らしく、ほとんどの家電量販店でデモしていると思いますので、体験してみることをおすすめします。

4Kブルーレイについてはこちらの記事「4Kブルーレイとは?ブルーレイとの違いは?」をご覧ください。


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4Kを観るためのHDMIケーブル接続のよくある間違い

前述のように美しい4Kの映像を視聴するためにプレミアムHDMIケーブルで4K レコーダー/プレーヤーと4Kテレビを接続したのに、本来の高画質で視聴できないケースがあります。主なものを以下にあげます。

1.レコーダー/プレーヤーとテレビが対応していない

4K Ultra HD Premiumはまだ登場してからの歴史が浅く、対応機器を販売していないメーカーもあります。レコーダー/プレーヤーとテレビが異なるメーカーの組み合わせで使っているケースも珍しくありませんし、それらの両方あるいは一方が4K Ultra HD Premiumに対応していないこともあるでしょう。この場合は本来の4K Ultra HD Premium画質を活用できませんが、プレミアムHDMIケーブルは下位互換性がありますので、プレミアムHDMIケーブルが原因で画質が劣化することはないでしょう。

レコーダー/プレーヤーとテレビがを同時に買い換えるのではなく、どちらかが壊れたところで買い換えるケースもあります。将来を見越して、HDMIケーブルにはプレミアムHDMIケーブルを選んでおいても良いでしょう。

2.プレミアムHDMIケーブルを接続する端子を間違えている

レコーダー/プレーヤー、テレビの機種によってはHDMI端子が複数あり、その内の一部の端子だけがプレミアムHDMIケーブルに対応していることがあります。つまり、せっかく4K Ultra HD Premium対応の機器をプレミアムHDMIケーブルで接続しても、接続するHDMI端子を間違えると本来の画質で視聴することができません。

3.機器の設定を間違えている

4K Ultra HD Premium対応の機器の正しいHDMI端子にプレミアムHDMIケーブルを接続しても、本来の画質で視聴できないことがあります。機器によってはプレミアムHDMIケーブルを HDMI端子に接続するだけでなく、リモコン等を使ってHDMI端子の設定を行わなければならないものがあるためです。これは機種によりますので、付属の取扱説明書を確認しましょう。

(*参考記事:「4Kへのアップコンバートはテレビとレコーダーのどちら?」)

まとめ

4K HDMIケーブルの種類とプレミアムHDMIケーブルについて解説しました。同じものに対して呼称・表記の仕方が複数使用されていることも、これらの理解を妨げる要因となっています。しかし、一つずつ確認すれば難しくはありませんので、現在最高の画質を楽しみましょう!

有機ELテレビと液晶テレビなどの関連記事のまとめは、記事「4Kテレビ・コンテンツ・ビデオカメラと有機EL・液晶・8K放送のまとめ」をご覧ください。

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