米国サンノゼは、シリコンバレーの中心地であり、このエリアにはアップル本社などの有名IT企業が多数あります。最近は高校の修学旅行でこれらを訪れることもあるようで、企業の拠点が観光スポットになっています。もちろん、出張で訪れるビジネスマンも多いです。サンノゼ出張・旅行について紹介します。
米国サンノゼへの行き方は?直行便?乗り継ぎ?サンフランシスコ経由?
米国サンノゼへ行く場合、当然のことながら直行便を選ぶのがベストです。ところがJALは直行便が無く、ANAのみになります。サンノゼに行くことが決まったら、ANAの直行便が満席になる前に早めに予約を入れることをおすすめします。
ANAの直行便が満席などで予約できない場合は、JALなどの乗り継ぎ便でサンノゼに行く方法があります。JAL便の場合は、ロサンゼルス経由とシアトル経由があります。特にロサンゼルス経由が多いようです。
サンノゼまでの乗り継ぎを利用する場合のデメリットは、直行便に比べてかなり時間がかかること、面倒なこと、日本からのフライトが遅延して、予定した乗り継ぎ便に乗れない可能性もあること、乗り継ぎでロストバッゲージする可能性もあることなどです。
ANAの直行便では9時間30分程度の所要時間ですが、JALのロサンゼルス経由の乗り継ぎでは14時間~15時間かかります。
サンノゼは、地図で見ると分かりますが、サンフランシスコから近いです。サンフランシスコへの直行便はANAとJALの両方でありますので、サンフランシスコまで飛行機で行って、そこから陸路で移動するという方法もあります。詳しくは以下の記事で紹介しています。
関連記事:米国サンノゼへの行き方は?直行便?乗り継ぎ?サンフランシスコ経由?
サンノゼコンベンションセンターへアクセスの良いホテルは?
サンノゼの中心部にあるコンベンションセンターは、大きな国際会議などが開催され、多数の参加者が集まります。そのためコンベンションセンターのすぐ近くに、マリオット、ハイアット、ヒルトン、ウェスティンなどの高級ホテルがずらりと並んでいます。
特にコンベンションセンターで開催される国際会議などに数日間参加するようであれば、これらのホテルからは歩いて数分でアクセスできるので非常に便利です。
1つだけ難点があるのは、ホテルの宿泊料金が非常に高いことです。前述のような高級ホテルなので高いのは当たり前なのですが、「非常に高い!」ということに驚くのではないでしょうか?日本ではこの十数年間デフレでしたが、米国のシリコンバレーでは物価が上昇しているようです。さらに、特定のイベントの日程では料金を高めに設定しているという噂も聞きました。米ドルの為替状況にもよるのですが、税込みで1泊3万円以上となることも珍しくありません。
私の場合、出張の手当ては既定の金額しかもらえませんので、こんなに高いホテルに泊まったら、毎日大赤字になってしまいます。そのためもう少し安いホテルを選んでいます。
私が初めてシリコンバレーに行った時に泊まったのが、ホリデイ イン サンノゼ シリコン バレー(Holiday Inn San Jose-Silicon Valley)です。ホリデイインは、25年ぐらい前は安めのホテルというイメージだったのですが、4つ星ですし、良いホテルです。私が米国出張の時に最も多く利用しているのがホリデイインブランドのホテルです。
今回サンノゼコンベンションセンターに行った時に宿泊したのが、ダブル ツリー バイ ヒルトン サンノゼ(DoubleTree by Hilton San Jose)です。前回ホリデイインに泊まって、特に不満は無かったので、またホリデイインに泊まろうとしたのですが、参加する国際会議のサイト経由で予約すると割引になるホテルがいくつかあり、比較した結果、ダブルツリーバイヒルトンサンノゼの方が安かったので、こちらにしました。
サンノゼでの電車の乗り方!空港からVTA Light Rail!Clipper!
サンノゼコンベンションセンターなどがある中心部のダウンタウンには、多くのホテルがあり、便利です。またサンノゼ空港からダウンタウンまでの電車「VTA Light Rail」の沿線にもホリデイインなどの4つ星のホテルがあり、こちらも便利です。
ANAの直行便でサンノゼ空港に到着すると、入国審査&税関を経て、バス乗り場などがある場所に出ます。空港からVTA Light Railの「Metro/Airport」駅までは無料のVTAバス#10「Airport Flyer」が利用できます。このバスには、ターミナルAを出て通りを渡ったバゲージクレーム&駐車場ビル南側の乗り場から乗ることができます。道路事情にもよりますが、空港から「Metro/Airport」駅まではバスで10分程度です。「Metro/Airport」駅からダウンタウンまでは、VTA Light Railで20分程度です。待ち時間等がありますので、空港から約40分と考えれば良いでしょう。VTA Light Railは、1回の乗車用の切符が片道$2.5です。
券売機でVTA Light Railの切符を購入することができますが、1ドル紙幣や硬貨を1枚ずつ入れたりしますので、急いでいる時などは少々面倒です。滞在中に何回か利用するのであれば、Clipperの購入がおすすめです。日本のSuicaのようなもので、お金をチャージすれば、これをタッチするだけで利用できます。またClipperを使うと料金も$2.25と割引になりますのでお得です。このClipperはサンフランシスコなどの他の地域の電車などでも利用できますので、米国西海岸を再度訪問する可能性があるならば1枚持っておいて損はないでしょう。詳しくは以下の記事で紹介しています。
関連記事:サンノゼでの電車の乗り方!空港からVTA Light Rail!Clipper!
サンノゼ国際空港のラウンジThe Club at SJCを利用しよう!
成田空港や羽田空港ならばANA専用ラウンジがありますが、さすがにサンノゼではANA専用ラウンジはありません。その代わり、「The Club at SJC」というラウンジが利用できます(*ANAのラウンジ利用サービスは、基本的にはプレミアムエコノミー以上のクラスです)。
ラウンジの場所は、San Jose CA Mineta Intl (Terminal A)、Airside ? the Lounge is located on the 3rd Level, across from Gate 15です。保安検査・出国審査を終えた後、Gate 15の方へ歩いて行くと、案内の看板がありますので、そこを左に曲がるとエレベーターがあります。1つ上の3階にラウンジがあります。
前述のように、ANAのラウンジサービスは、プレミアムエコノミー以上のクラスに付帯しており、これらのクラスを利用の際は無条件で利用できます。それではANAのエコノミーやそれ以外の航空会社のエコノミークラスでは利用できないのでしょうか?
「Priority Pass」を持っていれば同様にラウンジを利用できます。「Priority Pass」は、MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードなどの会員が取得できるカード(*申請は必要)で、これがあれば海外の多くの空港のラウンジを利用できるという優れもののカードです。やはり、年会費が高いクレジットカードには、それなりのメリットがあるのですね。詳しくは以下の記事で紹介しています。
関連記事:サンノゼ国際空港のラウンジThe Club at SJCを利用しよう!
サンノゼに来たらApple Park Visitor Centerに行こう!行き方は?
Apple Park Visitor Centerの観光スポットとしての魅力は何でしょうか?Apple製品ならば日本のApple Storeでも見ることができますので、Apple製品を見るためにだけにわざわざApple Park Visitor Centerに行く必要はないでしょう。
最大の魅力は、Appleという企業の雰囲気が体感できることでしょう。道路からApple Park Visitor Centerは良く見えるのですが、Apple ParkやSteve Jobs Theaterは、草木に遮られていてよく見えないようになっています。つまり、中に入ることでこれらをよく見られるようなテーマパーク的な造りになっています。
Apple Park Visitor CenterにはARを活用した展示やここでしか販売していない限定品のグッズがあります。AppleファンやAppleという企業の強さに興味がある方々には楽しめるスポットです。詳しくは以下の記事で紹介しています。
関連記事:サンノゼに来たらApple Park Visitor Centerに行こう!行き方は?
まとめ
シリコンバレーの中心であるサンノゼへの出張・旅行についてまとめました。有名なAppleの本社もありますので、一度は訪れてみたいですね。
コメント